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報われること [Diary]

例のデスマーチ状態になっていたプロジェクトの仕事が、クライアントの社長から絶賛された。

「どんなに必死に働いても誰からも感謝されない」という理由で会社を辞めていった人も一人ではないなかで、こんなことはたぶん、異例中の異例だ。

だから厳密にいえば(実はまだまだ終わったわけではないんだけど)もうデスマーチとはいえない。デスマーチとは「長時間の残業や徹夜・休日出勤の常態化といったプロジェクトメンバーに極端な負荷を強い、しかも成功の可能性が低いプロジェクト」(ウィキペディア)だから。

もちろん彼らは喜んでいたけど、その話を聞いてぼくがこっそりトイレで泣いてきたのは、ヒミツ。そして彼らにひっぱられて、自分がやっていた仕事まで実は一段階レベルアップしていたのも、ヒミツ。

だからといって、こういう仕事のあり方が(労働のあり方として)許されるべきだとは思わないんだけど。
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