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心に疲れを入れてはいけない [Diary]

keepout.jpg「疲れを心に入れてはいけない」というのは確か村上春樹がどこかで書いたことだったと思う。具体的な定義もないし根拠もないけれど、感覚として「疲れが心に入る」というのはよくわかる。

一度心の芯の部分に疲れが入ることを許してしまうと、簡単には回復できなくなる。だからそれを許してはいけない。二十代のときに一度大変な目にあっているからそのことはよくわかっている。

4月のどこかの時点で、疲れが心に入りかかっていると感じた。専門的なことはわからないけれど、経験的にそれはいろんな形を取って現れる。

たとえば、「最近笑ったところを見たことがない」とTomo.さんに言われたとか。そんな自覚はまったくないけれど、たぶん笑っていないのだ。

たとえば、「何を謝ってるんですか?」と複数の同僚から言われたとか。ということは、知らないうちに謝っているのだ、たぶん。何について謝ってるのかは、自分でもわからない。

職場でも、職場以外でも、心の芯に疲れが入ることを許してしまった人を何人も知っている。彼らのうち何人かは、まだ復活できていない。

多くの場合、それは本人の責任ではない。でも、そう主張してみたところで、どうにかなるわけではないから、自分の心は自分で守るしかない。

そのために必要なのは、たぶん、休むことではなく、心以外の部分を動かすことと、自分の意志で何かをすることだ。

もう一度言うけれど、心に疲れが入ることを許してはいけない。
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