アウトライナーについての研究書 [アウトライナー]
Renji Talkの「アウトライナー情報源」の「書籍(1980年代〜90年代)」のページに、Jonathan Priceという人の「Outlining Goes Electronic」という本を追加したんですけど、この本、タイトル通り、アウトライナーについての専門的な研究書です。
まさかそんな本があるとは思わなかったんで、数年前に見つけたときは驚喜しました。
内容は、チーム内のコラボレーションでのアウトライナーの利用に比重を置きつつ、コンピューター以前の時代に遡り、文章作成におけるアウトラインというものの位置づけから、コンピューター上のアウトライナーで可能になること、そしてそれが広い意味でのドキュメント作成と、コラボレーションの中で持つ意味について、非常に詳細かつ専門的に述べられています。
アウトライナー関連の書籍としては、ちょっと次元の違う内容だし、アウトラインを利用した文章作成に関して、数十年前まで遡る膨大な参考文献が示されているのは、なんといっても貴重です。
個人的にこの本をちょっとずつ訳したりもしてます(もちろん発表のあてなんかありませんとも)。内容が内容だけに、簡単には歯が立たないですが。でも、そのうちRenji Talkで内容の紹介もしてみようと思ってます。
ところで、Renji Talkのアウトライナー関連コンテンツには、けっこう大学からのアクセスが多いんですが、ノウハウレベルじゃなくて、アウトライナーそのものを研究対象にするのであれば、入り口として外せない文献だと思います(そんな人いるのかしら)。
まさかそんな本があるとは思わなかったんで、数年前に見つけたときは驚喜しました。
内容は、チーム内のコラボレーションでのアウトライナーの利用に比重を置きつつ、コンピューター以前の時代に遡り、文章作成におけるアウトラインというものの位置づけから、コンピューター上のアウトライナーで可能になること、そしてそれが広い意味でのドキュメント作成と、コラボレーションの中で持つ意味について、非常に詳細かつ専門的に述べられています。
アウトライナー関連の書籍としては、ちょっと次元の違う内容だし、アウトラインを利用した文章作成に関して、数十年前まで遡る膨大な参考文献が示されているのは、なんといっても貴重です。
個人的にこの本をちょっとずつ訳したりもしてます(もちろん発表のあてなんかありませんとも)。内容が内容だけに、簡単には歯が立たないですが。でも、そのうちRenji Talkで内容の紹介もしてみようと思ってます。
ところで、Renji Talkのアウトライナー関連コンテンツには、けっこう大学からのアクセスが多いんですが、ノウハウレベルじゃなくて、アウトライナーそのものを研究対象にするのであれば、入り口として外せない文献だと思います(そんな人いるのかしら)。
いつも読ませて頂いています。MORE3.5を使い続けて10数年、OS9が手放せませんでした。ここのレビューを頼りにいくつか試して、ようやくTAOに移行を始めました。本の紹介文を拝見、リンク先で購入しました。今日読み始めました。人とが共同して知識を作るのにアウトライナーが役立つという考えに刺激を受けました。素晴らしい本の紹介ありがとうございました。
by かと茶ん (2010-06-10 23:39)
>かと茶んさん
コメントありがとうございます。MORE3.5を使い続けて10数年!勇気づけられます(笑)。TAO使えるといいですね。TAOはぼくには少し複雑すぎるんですが、志を感じるソフトです。そういうソフトって、少ないです。あと、本も買っていただいてありがとうございます。自分の本じゃないですけど、自分の本のように嬉しいです。。
by Tak. (2010-06-11 00:36)