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心が動いたときの言葉 [Diary]

ミュージシャン吉原リエさんのブログより。

ヨーロッパで演奏したとき、演奏終了後、いろんな人が感想を伝えてに来てくれたのだけど、ただただ好きですとか、すごおく楽しかったとか、ラブリーとか、ビューティフルとか、マーベラスとか、ああ僕もポエムを書きたくなったとか、こんな音楽を聴けて僕はラッキーだとか、顔をほころばせながら、とにかく心が動いたんだと言ってくれる人が多くてびっくりしました。

日本だと、トイピアノを差してあの楽器は何ですか? とか、どこで買うのですか? とか、オオニシのギターのループはどうやっているのですか?とか、何のエフェクターを使っているのかとか。もちろん良かったという言葉も頂くけれど、それより先に質問なんです。

吉原リエさんの演奏をはじめて見たのは、ニール・カサールとのバンドで鎌倉のCafe Goateeで演奏したときだったけど、後に買ったニールのアルバムに、吉原さんのアコーディオンとコーラスが入ってないのが寂しくてしょうがないくらい、人も演奏も素敵でした。

がつがつしてなくて、まして急いでなんかぜんぜんいないのに、着々とやりたいことを実現していくところが、とても尊敬してしまう。たぶんぼくと同世代くらいなんだけどね(ちなみに、わりにご近所さんでもあります)。

音楽を聴いて本当に心が動いたら、良かったとか楽しかったとか素敵だったとかまた聴きたいとか、そんな言葉しか出てこないし、心が動かなかったら何も言うことはない。いろんなことを言ったとしても、それは言葉を変えて同じことを言ってるだけ。ぼくはそう思います。

もちろん、それは音楽に限らず小説でも映画でも同じなんだけど。

そんなわけで、明日はぼくの心をなぜか強く揺り動かし続ける(笑)和太鼓グループ「森のももんが団(仮名)」のライブ。興味のある方は、森のももんが団(仮名)のホームページを参照。
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