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iMandalArtがようやく完成する? [マンダラート]

このブログにはじめて来られる方の検索ワードの上位を常に占めているのが「マンダラート」です(マンダラートについてわからない方は、まずはマンダラートのサイトを参照)。

カテゴリーの中にもちゃんと「マンダラート」というのがあるし、ということはマンダラートについてたくさん書く心づもりがあったということなんだけど、実際にはほとんど書いていません。情報を求めてこられた方はがっかりしてるかもしれない(笑)。

書かなかったのにはもちろん理由があって、ひとつはマンダラートについて書くことはアウトライナー以上に難しいということ、そして現在のマンダラートの主流であるiPhone版iMandalArtに不満があったからです。

不満というのは、もちろん階層を越えたセルのコピーができないということです。

ユーザーでない方にはわかりにくいと思うけど、iMandalArtのセルには「フォルダセル」「ファイルセル」「普通のセル」の3種類があり、これまでのiMandalArtでは、フォルダセルはフォルダセル同士、ファイルセルはファイルセル同士でしかコピー/ペーストができなかったのです。

そもそもセルに序列、あるいは種別があるということ自体が、本来のマンダラートからすればあり得ないのではないかと思う。

それはアウトライナーでたとえれば、レベル1の項目はレベル1同士でしか、レベル2の項目はレベル2同士でしか移動ができないようなものです。

今のiMandalArtを使っていると、「考えるための道具」でありながら要所要所でその制限にぶつかって、頭の動きがブロックされてしまう。何かを考えているときに、セルの種類なんて意識したくないのです。

そして、iMandalArtを使いこなせないという人の多くの原因て、実はそこにあるんじゃないかと思うのですが。

今泉先生がそのことを意識されていないはずはないと思うので、あくまでも開発上の問題だと思うんだけど(なにしろ、去年の銀座アップルストアでのイベントでも、マンダラートの機能の実装はものすごく難しいという話だったし)。

そもそもセルに序列が登場したのは、Get-Manda-Laという概念が導入されたPalm版マンダラートver.2からですが(Palm版にはフォルダセルはないけど)、それ以前はマンダラートのセルはどのセルからどのセルにでも自由に移動できるしコピーもできる、全てのセルがパーツにもなるしフレームにもなる、本当に自由なものでした。今でもぼくはPalm版Ver.1が最高のマンダラートだったと思っています。

と、ながながと批判してしまいましたが、その制限が次のパージョンでようやく解消されるとのこと。

iMandalArt開発チームのブログMandal-Art Devには、以下のようにあります。
今回のアップデートは、セルの階層間コピーを可能にしました。
これまで、フォルダセル、ファイルセル、セルと同一階層しかコピー&ペーストは出来ませんでしたが、 これで階層を超えたセルの移動が自由になりました。

書いてる途中で、セル移動に制限があった為に、うまく考えをまとめる事が出来ないというユーザーの方々からの声も多く頂いていました。 でも、これで全て解決です。 お待たせしました。

やっぱり同じように考えてる人、多かったんだな。
これで、はじめてiMandalArtが本当に意味で完成するかもしれない、と期待しています。

早ければ今週中くらいにはダウンロード可能になるのかな?
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