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寝室問題リターンズ [Diary]

職場の後輩と結婚生活について話をしていて(いや、マーケティングの話よ)、夫婦で一緒に寝てないといったらすごーく驚かれた。

もちろん、それは今に始まったことではなくて、この愛妻家イメージの定着した自分が夫婦別寝室だというと、大抵の人に驚かれるし、場合によっては失望される(ほっときなさいって)。

以前にも書いたことがあるけど、だからといって別に仲が悪いとかそういうことではなく、ものごとにはちゃんと理由がある。

そもそも二人とも「一緒に寝る」ということ自体があんまり得意ではないということもあるんだけど(ふたりとも割に壁が高いタイプなもんで)、それだけじゃなく。
  1. 結婚前に付き合ってるときには、「いっしょに寝る」ような状況って、それ自体が非日常かつスペシャルな状況。
  2. たとえばずっと好きだった女の子と、はじめて「いっしょに寝る」という状況は、人生の中でものすごく特別。
  3. 長年付き合ってたとしても、二人とも実家暮らしだったりすれば、やっぱり「いっしょに寝る」ということは特別。朝までいっしょに寝てたいと思っても、終電の時間までに帰らなきゃならない。
  4. でも、結婚していっしょに住むようになったら、「いっしょに寝る」ことは単なる日常サイドの出来事になってしまう。
  5. 特別でない状況ほど、その重要性が忘れさられてしまう。
  6. そこで普段、家に中のそれぞれ別の部屋で寝るようにしてれば、「いっしょに寝る」こと自体が「特別」なまま保てる。
  7. 一緒に寝たいと思ったら、相手の部屋に「遊びにいく」。
  8. 場合によっては、「じゃあね」と行って自分の部屋に帰る、とか。

うちは子どもがいないから、2DKの環境でも(しかもDKを使ってない)そういう環境分離が可能ということもあるけどね。

+++

でもね、「いっしょに寝る」ことはとても大事だ。

この間、朝5時に起きてはみたものの、どうやっても出かけることができそうになくて、生活だけじゃなくて自分そのものが解体しそうになったので、かわりにTomo.さん部屋にでかけていって、ベッドにもぐりこんだ。

ただ並んで寝ていただけだけど、それだけで自分の身体がどれだけガチガチにこわばっているのかよくわかるし、それが溶けるみたいにほぐれていくのもよくわかる。

人の呼吸とか、暖かさとか、重みとかには、そういう力がある。

20分くらいの間そうしてから、起きて出かける準備をした。たぶん、それがなかったら、その日は仕事にいくことができなかった。
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