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確か尾崎はミュージシャンだったはず。 [Diary]

今さらだけど、成人の日にいろんなところで話題になっていた朝日新聞の尾崎豊についての社説「成人の日に―尾崎豊を知っているか」

「これは大新聞の社説のレベルとしてあんまりなんじゃないか」とか「オヤジが若い奴に尾崎を強要する風潮をなんとかしろ」とかいろいろと話題があったけど、それは置いておいて。

この社説自体にも、いろんなところで見聞きしたこの社説についての話題の多くにも、個人的に違和感を感じたのは、ミュージシャン・尾崎豊について語っているはずなのに、「音楽」について一切触れていないものが多かったこと。

それって単純に変じゃないですか。

ぼくはリアルタイム尾崎世代だけど、特に尾崎が好きだったわけではないし、共感したわけでもない。自分でCDを買ったことは一度もないし、借りたこともない。教祖のようにあがめるべき存在だとは全く思わない。

それでも細そうで強い、かすれそうで伸びる、出なさそうで出るあの声が、自分の中でのミュージシャン・尾崎豊を規定している。そして、彼の作った何曲かのメロディは、文句なく美しいと思う。

評価するとかしないとか、共感するとかしないとか、若者の反抗だとか代弁者だとか、そんなことよりもまず尾崎の「音楽」について何も触れてないものは、そもそもピントはずれじゃないのかと。
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