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「ちゃんと」ってなんだ [マンダラート]

「もっとちゃんとしなさい」とか、「どうして○○くんみたいにちゃんとできないの?」とか、「もう大きいんだから(いい歳なんだから)少しはちゃんとしなさい」とか、小さい頃から人に言われてあんまり素敵な気分になる言葉じゃなかった「ちゃんと」という言葉。

なのに、ここのところずっと考えてたのは、もっと「ちゃんと」生活するにはどうすればいいのか、ということだった。

きっと自分は「ちゃんと」したいんだ。不思議なものだね。

ところでそもそも「ちゃんと」ってなんだろうと思って辞書をひくと(マック内蔵辞書の国語辞典は「大辞泉」ですね)、
  • 少しも乱れがなく、よく整っているさま
  • 確実で間違いがないさま
  • 結果が十分であるさま
  • すばやく動作するさま。さっと。
  • 類語としては「きちんと」「しっかり」

ということだけど、これだとまさに小さいころから言われていやーな気持ちになってた「ちゃんと」だ。

自分の思う「ちゃんと」って何だろう。ということで、例によってマンダラをつくる。

「ちゃんと」とは何か

これが、自分の中で納得できた「ちゃんと」の定義。一文で表現すると、「自分と相手が自分たちの力で過不足なく義務を果たしたり期待に応えたりしながら、結果的に満たされること」だ。

もうひとつ。じゃあ「ちゃんと生活」の「生活」って具体的に何のことなのか。衣食住はたぶんマストだろうけど、生活ってそれだけじゃないよね。ということで、これもマンダラをつくる。マンダラだから、自動的に8つ選ぶことになる。

ちゃんと生活

お金(と関わる)
服装(を選ぶ)
家族(と関わる)
社会(と関わる)
仕事(と関わる)
食べもの(を選ぶ・つくる)
住まい(を選ぶ・つくる)
愛(する・される)

たぶん、自分の思う「ちゃんと生活する」の要素って、こんなことだ。もちろん順番はない。ひとつひとつが生活を構成する一要素とも言えるし、それぞれがイコール生活そのものだとも言える。そして、どれかが欠けると生活全体のバランスが崩れる。

「生活マンダラ」って以前も作ったことがあるけど、「ちゃんと」という視点で考えたらずいぶん違うものができた。

ということで、「ちゃんと生活する」というとき自分がイメージしてるのは、これらのことを「自分と相手が自分たちの力で過不足なく義務を果たしたり期待に応えたりしながら、結果的に満たされること」になる。

自分が最近ずっと考えていたのは、つまりそういうことだ。
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