レオ・バボータ「記録しない生活:測定のストレスから自分を解放する」 [レオ・バボータ関連]
レオ・バボータ「記録しない生活:測定のストレスから自分を解放する」を公開。「Untrack: Letting Go of the Stress of Measuring」の日本語訳です。
今までに訳したレオの文章の中でも有数の素晴らしいものだと思います。
今までに訳したレオの文章の中でも有数の素晴らしいものだと思います。
マネジメントに関する古い格言が社会の潮流となり、私たちの仕事や生活を動かしているように思える。曰く「測定できないものは管理できない」。「あなたは自らが定めた限界そのものだ」。「あなたは自ら定めた限界通りのものを手に入れる」。
私自身もその罠にはまっていたことがある。ワークアウト、ランニング、食べたもの、達成した仕事上の全タスク、目標に向けた進捗状況、体重、体脂肪率、習慣を実行した月間日数、1日に書いた文章量、読んだ本、支出、収入、夫妻、サイトのビジター数、広告クリック数、ツイート数、フォロワー数などなどを繰り返し記録してきた。いくつか同時に記録していたこともある。
私だけではない——人生のディテールを常に記録し続けている人々がいる。心拍数から歩数から睡眠時間(そして睡眠の質)から送信したメールの数まで。私たちの社会は、かつてないほど物ごとを記録し、測定しているのだ。
その背後にはどんな考え方があるのだろう。その考え方は正しいのだろうか。そして必要なのだろうか。
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