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デイブ・ワイナー「ミーティングでアウトライナーを使う」 [アウトライナー]

デイブ・ワイナーによる、ミーティングや会議でのアウトライナーの活用法。ぼく自身もついこの間同じようなことを書いたけど、これはアウトライナーのもっとも効果的な使い方のひとつなので、試してみてください。原文はOutlining a meeting



ライブブロギングにアウトライナーが使えないか、いろいろと実験している。

今のところ、アウトライナーがライブブロギングに大きなプラスになるとは言えないようだ。しかし、グループで使ったときに、アウトライナーが大きな効果をもたらすことを確信している分野がある。私たち自身がそうしてきたからだ——それはミーティングだ。

誰かとの共同プロジェクトのアウトラインを作成していて、肩越しにその人がのぞき込んでいる状態で試してみるといい。たとえば、夫婦で家を買おうとしているとしよう。まず、その家に欲しいもの、欲しくないものを全て書き出す。書き出すにつれて、相手の方も意見を出す。あなたはそれをアウトラインに加える。

いったん立ち止まってグルーピングする。

今度は住んでみたい街を書き出す。

予算も書き出す。

ベッドルームはいくつ欲しいか。庭はあった方がいいか。景色は。学校は。公共交通機関は。それも書き出す。

あちこち飛び回ろう。あるカテゴリーを検討しているとき、パートナーが他のカテゴリーについてアイデアを出しても、そのまま書き込めばいい。思考の流れを阻害しないことに意味があるのだ。

すぐに、他の問題を検討するときにもアウトラインを使うようになるだろう。二人の共同空間のようなものだ。誰がキーボードを叩いているか、誰がマウスを握っているかは問題ではない。アイデアは両者から生まれるのだ。

もっと大人数の場面でも、プロジェクターを使えば同じ方法が使える。

ずっと混乱していたプロジェクトが、魔法のように整理されてくるかもしれない。

最初からアウトラインを使おうと構える必要はない。単にプロジェクターに映しておけばいい。タイプしていくにつれて、一人か二人が目をやるようになるかもしれない。そして誰かが「この項目をあのカテゴリーの下に入れよう」と言う。彼らは言葉でうまく説明できないので、立ち上がって指さすだろう。その通りに項目を動かそう。これで、彼らは投影されたアウトラインを指でコントロールしていることになる。

ときには、テクノロジーよりも人と人の間のコミュニケーションの方が重要だ。

このプロセスは25年前から可能だった。なぜ知っているかというと、私たち自身がそうしていたからだ。

試してみてほしい。
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