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その鈍さを身につけることで日々を生き抜いてるとしても [Diary]

朝からなんとなく調子が悪いような、具合が悪いような気がしていて、思考も動きもクリアじゃなくて。

特に体調も悪くないのにどうしてかな。でもこの感じには覚えがあるな。過去に何度も経験したことがある。子どもの頃を思い出すような、ちょっと懐かしいような。

痛みというにはぼんやりしていて、でも無視できないほどにはくっきりしているこの感じ。これはなんだろう?

なんて不思議に思い続けたあげく、突然自分は何かに(ちょっと)腹を立てていたり、何かが(ちょっと)悲しかったり、何かに(ちょっと)傷ついてたりするのだということに思い至る。

そんなことはありませんか。ぼくはよくあります。

気づいてみれば原因もだいたい想像はつくし、後は現実の問題だから、粛々とプラクティカルにプラグマティックにリアリスティックにテクニカルに対応できる。

オトナとして。

だけど今さらのように驚くのは、この種の日々の小さな感情の起伏って、自分でも驚くくらい意識できていないということだ。

というよりも、意識しない方向に、鈍化する方向に進化を遂げてしまったのだということだ。

オトナとして。

だから、その存在に気づき、意識するということは、決して悪いことじゃない。

「鈍さ」はあらゆる場面で悪だと思うから。たとえその鈍さを身につけることで日々を生き抜いてるとしても。
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コメント 2

cube@simplesynthesis

感情の起伏になるべく気がつかないふりをして生きてきたら、本当に気がつかないオトナになっていたりします。これを修正するのは時間がかかるのだろうな。生きていくというのは大変なことだな、としみじみ。
by cube@simplesynthesis (2013-07-27 10:17) 

Tak.


cubeさん
おお、こちらでお会いするのは始めてですね。コメントありがとうございます。
日々生活しながら感情の起伏をいちいち受け止めてるとしんどいし、いろいろ支障を来すことを痛感するうちに、うまくフタをすることを覚えてくるんですよね。
でも、それを成長したと錯覚することはけっこう怖いことなんじゃないかと。
というわけでがんばって生きましょう。^^
by Tak. (2013-07-27 18:16) 

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