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大切な話は偶然にしか語られない [Diary]

今日は、個人的に大切な話をするつもりだったとする。

大切な話をして、「こうしたいね」とか「こうなるといいね」とかそういうポジティブな会話が自分を奮い立たせてくれるような気がしていたとする。

もちろんそれは甘えだ。

今日は大切な話をしようなどと意気込むと、大切な話はできないものだ。

誰かと話をしよう思って、期待した通りに期待した内容の話ができるなどと期待することは、文章を書こうと思って期待した通りのものが書けると期待するのと同じくらいでおめでたい。そして他人との関係におめでたいことを甘えという。

大切な話は偶然にしか語られない。

大切な話は、なんでもない会話の中で、あるいは会話でさえない時間の中で、風みたいにふっと吹いてくるものだと思う。

だから必要なのは、目的もなくただ一緒にいる時間と、ふと大切な話が語られたとき、すかさずたぐり寄せる勘と瞬発力みたいなもの。

そんなことは知ってたはずだけど、知っているということと、実際そのように行動できることは別なんだね。
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