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「アウトライン・プロセッシング入門」出版から一週間 [アウトライナー]

「アウトライン・プロセッシング入門」を出版してからまもなく一週間です。先週の今ごろは、ちょうどKDPへのアップロード作業をしてました。

前回の記事で「ちょっと驚くくらいの数の方(当社比)に購入していただいています」と書きましたが、その状況は今も継続しています(というか加速しました)。出版から間を置かず、素晴らしい書評や感想を複数いただいたことが大きいです。

一週間でいただいた書評・感想記事へのリンクをこちらにまとめました。

【書評】アウトライン・プロセッシング入門(Tak.)
【感想】『アウトライン・プロセッシング入門』読んだ
『アウトライン・プロセッシング入門』は「考える仕事」をたくさん抱えている人のための一冊 - シゴタノ!
いちばんうれしいことは、「自由なアウトライン・プロセッシング」が、たくさんの人に開かれること(『アウトライン・プロセッシング入門』を読んだ感想 )
「アウトラインプロセッシング入門」への想い | 知的生活ネットワーク
アウトライン・プロセッシングの話しをしよう. May 15 2015

ほんとうにありがとうございます。



内容について、自分なりの反省点とか力不足だったなと思うところはいろいろあるんですが、まだちょっと生々しくてうまく言葉にできず。

ということで、そこは少しずつ(シェイクしながら)形にしていきます。そして願わくば次の何かに活かしていければ。

次?



(._. )   ハハハハハハ >鬼

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共通テーマ:日記・雑感

コメント 4

Kei

『アウトライン・プロセッシング入門』を拝読して、ちょっとした衝撃を受けました。特に「フローをからめとる」における空間配置とフローのお話が個人的には一番強烈なある種の啓示になりました。自分なりにアウトライナーに取り組みたいと思います。ありがとうございました。

もしよろしければ1点お伺いしたいことがあるのですが、OmniOutlinerのiPhone版に対する今の評価はいかがでしょうか?書籍が書かれた時点ではこの点ではWorkflowyがベターといった趣旨のことを書かれていると思うのですが。Workflowyと役割分担されていますでしょうか?
by Kei (2016-02-05 15:33) 

Tak.

Keiさん
コメントありがとうございます。

そして『アウトライン・プロセッシング入門』を読んでいただきありがとうございます。空間配置とフローの話、自分でもまだ考え続けています。

OmniOutlinerのiOS版の評価は、一言でいうと一長一短です。

以下、ぼく自身はiPhone上ではそれほどヘビーには(本格的な書き物をしたりとか)アウトライナーを使っていないという前提で読んでいただきたいのですが…

iOS版OmniOutlinerはとてもよくできていると思います。タッチ操作でアウトラインを編集するということがよく考えられていて、操作性に工夫があります。「フォーカス」機能が省かれていることが残念ですが。

一方iOS版WorkFlowyは、見た目がブラウザ版に近く、操作も直感的です。ただし、個人的にはタッチで操作することが意外に難しいと思います。けっこう誤操作をしやすい上に、誤操作した場合すぐにリカバーすることができません。

上記のことから、単品のアプリとして比較した場合、ぼくはOmniOutlinerが好きです。

ただし、Macをメインに、サブとしてiOS版を使うことを考えると評価は逆転します。

同期の確実性はWorkFlowyが圧倒的に上です。iOS版との同期に限らず、複数のデバイスから編集したときのWorkFlowyの同期は絶品です(まず競合しません)。

一方のOmniOutlinerは、ちょっと油断すると同期の競合が発生します。たとえば自宅のMacでうっかり書類を開いたまま(保存せず)外出してしまい、外で編集してしまうなどです。

なので、Mac版との併用(行き来)をどの程度するか、だと思います。ぼく自身はiOS版に関しては今は断腸の思いでWorkFlowyを選びます。

あと、上に書いた通りiOS版WorkFlowyは単体としては決して使いやすくないのですが、それをカバーするためのさまざまな工夫やツールがユーザーから提案されてるというのもメリットです。

(ご存じかもしれませんが、以下の彩郎さんのブログにいろいろ詳しいです)
http://www.tjsg-kokoro.com

長々と書いてしまいましたが答えになっておりますでしょうか?

by Tak. (2016-02-05 22:31) 

Kei

Tak. さん
丁寧にご回答頂きまして本当にありがとうございます。
Macでは、実はOmniGraffleも愛用中でして、色々とすんなり溶け込めそうなOmniOutlinerでまず始めようと思います。
iOS環境に関してはご指摘頂いたポイントを意識しながら自分にとってベストなサブ的使い方を模索する中でどちらのアプリを選択するかを考えたいと思います。
走り始めたばかりの現時点での印象ではありますが、おっしゃるようにiOS版Workflowyの「操作性」は多少ストレスを感じますし(彩郎さんのブログのご紹介ありがとうございます)
、また「同期」に関しましても、iThoughtsというマインドマップソフトのMacとiPhone間での競合に時折苦労してきた個人的な体験からも見逃せないポイントだと感じます(ちなみにご著書の空間把握のお話が妙に腑に落ちたのはマインドマップ的な作業にバランスが傾いていたことも背景の一つでした)。
本当に貴重なアドバイスをありがとうございました。
by Kei (2016-02-06 02:18) 

Tak.

Keiさん
Omni製品を既に使われてるなら、OmniOutlinerはすんなり馴染むと思います。
マインドマップとアウトラインを行き来できるようなツールがあるといいんですけどね。
by Tak. (2016-02-06 09:30) 

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