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本日の引用 [Diary]

「大切なのは、自分が何かのお仕事をしていて、そして生活ができるということだ。だからこそ、自分の大切な人に誇れる仕事をしたい。」(平野友康「旅する会社」)
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心と体と生活とクソ [Thoughts]

自発的な動機にもとづいて、一週間に80時間働くことと、労働を一週間に80時間行うことはまったく違う。そんなことをつづけていれば、もちろん体か心か生活(あるいは全部)を壊すことになるのは目にみえている。

え、あの人はずっとそんなふうに仕事をしている?
今はね。

若くて健康なひとの問題点は、まだ大丈夫だと思ってしまうことだ。たいていの場合、そのときは大丈夫のような気がする。なぜなら、それは後からくるからだ。鉄人と鉄人じゃない人の違いは、壊れるまでの時間の長さだけだ。鉄人は壊れるまでの時間が長い分、よりひどく壊れることさえある。

若くて健康な人は、まだ若くて健康なので、体や心や生活が壊れるということがどういうことなのか知らない。それを知るのは、実際に体や心を壊したときだ。そのときに後悔しても遅い。

ぼくは何度も失敗をしてそれがどんなものかよくわかっているから、2004年に再び会社員に戻ったときから、体と心と生活を壊さないことについてはかなり注意をはらってきたし、それに比べたら他人の評価なんかクソだと思ってきた(もちろん仕事をいい加減にやるという意味じゃないよ)。また同じ失敗をしたら、あの20代後半から30代前半が無意味になる。

それでも、日々の目の前のタスクに向かっていると、そのことを忘れそうになることがある。今ぼくは部署の中ではおそらくもっとも忙しくない人間のひとりだけど、その自分でさえ、ここのところ体も心も生活もぎりぎりの状態だ。特に生活が。土曜日一日だけ休みをもらってみたら、逆にそのことを痛感した。

痛感しながら、でもみんなは今日も働いてるんだよな、と思う。ぼくは彼らに体も心も生活も壊してほしくない。他人の評価はクソだけど、彼らはクソではない。

ぼくの担当ではないんだけど、横でデスマーチみたいな状態になってるプロジェクトがあって、特に彼らのことが心配なんだけど、でもここまで来たら彼らに大成功してほしい、という気持ちもあって、複雑。
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本日のテーマ曲 [Diary]

ベートーヴェン「弦楽四重奏曲 第15番」第3楽章(アルバン・ベルク弦楽四重奏団)。

電車に乗っていて音楽を聴きながらぼんやり外を眺めていたら、なんの前触れもなく突然涙があふれてきて、しかもそれは尋常ではないあふれかたで、ちょうど駅でドアが開いたところだったので、慌てて降りました。

音楽にすごく感動したとか、何か悲しいことを思い出したとかそういうことでもなくて、ただまるでスイッチを押したみたいに涙だけが勝手にあふれてきた感じ。

客観的にみれば「泣いた」のかもしれないけど、そんな実感はまったくなく。

でも電車を降りて、寒いホームから電車を見送ったあと、なんだか不思議なくらい気持ちがよくなって、頭も体もすごくクリアですっきりした気がして、まだまだぜんぜん生きていける、という気がした。

音楽というのは、ほんとうにすごい。
タグ:音楽
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GTDとマンダラートの間 [マンダラート]

次々と降りかかってくる仕事を片っ端からさばいていくにはGTDを超える方法(および道具)はなく、一方で自分の中にある願望や欲求や目標を実現するにはマンダラート以上の方法(および道具)はない。

でも現実の世界に生きていて必要なのは、おそらくその間にある手法(および道具)だということを、特に仕事が忙しくなってきたときに痛感します。

そして、それはやはりある種のアウトライナーなんじゃないかという気がします。

このことについては、たくさん言いたいことがあるんだけど、次々と降りかかってくる仕事を片っ端からさばいていく時間しかないな。
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ノスタルジーみたいな愛みたいな [Diary]

会社員になって、それ以前といちばん変わったことは、原則として土日に仕事をしなくなったことです。

家で仕事をしているときは、家が生活の場であり同時に職場でもあったんで、夜だろうが休日だろうが必要があればいつでも仕事をしたし、逆に平日だろうがなんだろうが休みたいと思えばいくらでも休んでいました(※より正確な表現:平日でも仕事がなければいくらでも休んでいました)。

2004年に今の会社に就職してからも、しばらくの間はその癖がぬけず、夜や週末に家で持ち帰り仕事をしてましたが、あるとき時間で給料をもらってる会社員が家で仕事をすることは完全なタダ働きだということに気づいてからは、一切やめました。

休日に仕事をしなくなると、逆にこれまでなかった「休日出勤」という概念に気づきます。

うちの職場は客観的にみてかなり忙しいと思うし、残業も休日出勤も多い会社だと思うけど、その中でぼくはいずれもかなり少ないほうです。相当忙しくても、滅多なことでは休日出勤はしません。

それでも今週みたいに、たまには必要があって休日出勤することがある。

今、ぼくのいる部署は繁忙期を通り越したような状態で(ある同僚の表現によると「溶けるほど忙しい」)、この週末もほぼ全員が朝から晩まで出社しています。

もちろん会社員になった今となっては、休日出勤はすごくイヤです。すごくイヤなんですが、それでも休みだというのに、みんなが走り回ったり文句を言ったり悲鳴をあげたりしながら必死に仕事と格闘してるのを眺めているうちに、ふと思ったことがあります。

この風景は、この職場を辞めることになったとき、きっとすごく懐かしく思い出すんだろうな。

会社員として・フリーとしてを問わずずいぶん長い間シゴトをしてきたことになりますが、あまり感じたことのない不思議な感覚でした。

ノスタルジーみたいな愛みたいな。
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人間関係で唯一信用できること [Thoughts]

1. ただ一つ本当に信用できることは、自分が誰かを好きかどうかということです。

2. 誰かが自分の敵か味方かということを考えはじめても、絶対100%はわからない。なぜなら他人のことだから。

3. でも、誰かが好きかどうかということは、自分のことだから確実にわかります。少なくとも真剣にわかろうとすれば。

4. もし好きだと思った人にだまされたり裏切られたりしたら? そのことで好きじゃなくなるか、それでも好きなままか、いずれにしてもやっぱり信用できるのです。

5. なぜなら自分のことだから。
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意外に好き [Diary]

早起きは辛いけど、まだ暗い道を白い息をはきながら駅まで急ぐ感じは嫌いじゃないです。
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かけ声 [Diary]

今までの人生で最高に腰が痛い。
といってもそんなに本格的な腰痛になったことがあるわけじゃないので、
実際にはそんなにたいした痛みじゃないんだけど。

それでもちょっと座ったら最後、
「うりゃ」とか「こりゃ」とか「せいっ」とか
かけ声をかけないと立ち上がれない。

なのにいつものように重たいマックをかついでスタバで何時間も座り仕事。
うーん。明日は直るといいな。
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日本に行くとき覚えておくべき20のこと(英語版) [Diary]

以前書いた「日本に行くとき覚えておくべき20のこと」の英語版をつくりました。英語圏の人にとって何かの役にたつかどうかは、謎。

だいたいは日本語版を元にしていますが、書きながらかなり変わったので、日本語版もそのうち訂正します。英語版も、英語としてはかなりラフ(というか怪しげ)な部分もあるので、気づいたら直します。

でも書いてて思ったのは、元ネタである「ドイツに行くとき覚えておくべき20のこと」は、おもしろいだけじゃなくなかなか実用的だっただな、ということです。
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20 things to keep in mind when visiting Japan [English Posts]

This post is inspired by Stefan Tobaben's piece "20 things to keep in mind when visiting Germany". I found it in Dave Winer's Twitter post last year, loved it, and tranlated it to Japanese.

The following is what I thought of it as it's Japanese version, though it turned out to be greatly different in style. Perhaps Stefan's piece is more practical and usable, not just fun.

Also, this is not a final version as I plan to update in better English.


1. Don't be astonished when you see a news headline saying "Yankees led by Matsui" or something like that. It's just a headline, does no harm to you.

2. There are few Japanese, who has actually seen a real geisha.

3. There are few Japanese, who has actually put on a real kimono.

4. There are few Japanese, who actually knows either Buddhism doctrine or Zen philosophy.

5. A Japanese, with no interest in Manga or Anime, exists.

6. "Do-mo" is a magic word effective in almost every possible situations. Well, you don't particularly need to know what it actually means.

7. We don't guarantee that English is always spoken in stores or restaurants with a beautiful English sign.

8. Why a Japanese speaking to foreigner (especialy English speaking) frequently imitates foreign-accent Japanese? Well, that's something I was trying to figure out for a long time, and hasn't yet.

9. An idiomatic expression "Hen-na-gaijin", which literally means "weird foreigner", is used to praise foreigner with deep understanding and love to Japanese or Japanese culture.

10. We don't join our palms together when we bow (though we pray that way). That's a misunderstanding led by Hashimoto-san the Mouse, I suppose.

11. If you see a Tokyo commuter train on morning rush hour and think "No, not a single more person can get aboard this train", you are wrong. Twice as much of the people already aboard will eventually get on the train. Otherwise, they will be late for job or school.

12. Speaking of trains, if the timetable says the train will depart at 8:54, they mean it. You should be on the platform by 8:53. If there are some kind of trouble and the departure time is changed to say, 8:56, you will hear apology announcements from the train conductor over and over until you arrive to your destination or the delay is completely recovered.

13. A nice white ceramic jar you found, perfect for cookies, is called "kotsutsubo". You shouldn't use it for cookies. Don't ask me why.

14. McDonald's and Starbucks on every corner. It doesn't show Americanized Japan. It shows Japan itself.

15. A black painted van or bus with Hinomaru flag, often playing old martial songs on loud speakers, has nothing to do with Japanese tradition.

16. That white building with Grecian-like colonnade is not a shrine, or anything religious. It's a wedding ceremony hall. In Japan, you are not supposed to think deeply about architecture when it comes to wedding ceremony halls.

17. Every now and then you might see a building with a Statue of Liberty on the roof (Especially if you have a chance to drive along the Tokyo suburb). Well, this is another thing you shouldn't think deeply about.

18. You are at Tokyo station and want to ask the way to Asakusa or Kamakura or whatever. Everyone seems to avoid you. You feel lonely. Well, I'm sorry for that but -- we just don't mean to. Many Japanese believe they must speak like native speakers in order to communicate with foreign people. That is an abuse of our English education.

19. So, a suggestion. If you want to ask something, first make a nice smile, and second, speak Japanese. Of course you don't have to be native. In fact, you only need few words. Konnichiwa (Hello) or Suimasen (Excuse me) or that sort. And some nouns, which can indicate your destination or purpose. Your smile and broken Japanese reduces our barrier in speaking broken English. Eventually you will find that many Japanese actually can speak English, if they feel they are allowed to speak broken. Broken and broken. That we should call communication.

20. And we love communicating with you. Welcome to Japan.
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