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Lifehacking.jp「2012年をシンプルに生きるための12の切り口」 [レオ・バボータ関連]

Lifehacking.jpのmehoriさんが、レオ・バボータの「減らす技術」をベースにした連載「2012年をシンプルに生きるための12の切り口」をやってます。

現在のレオの考え方は「減らす技術」の当時よりも更にそぎ落とされたミニマムなものになっていますが、それでもレオの考え方がメジャーなブログでクローズアップされるのは良いことです。
私は Leo のブログは時として口当たりのよい言葉ばかり並んでいる気がして敬遠していたこともあるのですが、その素朴な言葉は単純に「正論ばかり!」と切り捨てることができない力をもっていることも認めないわけにはいきません。(mehoriさん)

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アウトライナーは本当は基本機能なんです [アウトライナー]

以前、Evernoteのノート一覧の機能がアウトラインになってればいいのにと書いたことがあるけど、よく考えるとそれだけじゃない。

一覧機能の見出しがアウトラインとして扱えるのと同時に、ノートの中のテキストもアウトラインとして扱えるようになっててほしい。リッチテキストが扱えるんだから、技術的にはできそうな気がする。

メモを取るとか、考えるとか、整理するとか、そういう行為をコンピューターの画面上でテキストを介して行うというときに、アウトラインの操作というのは本当にベーシックな、出発点になるような機能だと思うから。

ベーシックなアウトライナーって、本来わさわざ独立したアプリを立ち上げるような性質のものではないんだ(ベーシックな検索機能を使うのに、独立したアプリを起動しようとは思わないのと同様に)。特にiPhoneとかiPadなんかは、PC以上に個人が自分自身に向き合って使うものだから、なおさら。

その意味では、Evernoteといわず、iPhoneのメモ帳だってデフォルトでアウトライナーであってほしい。

かつてのNewton Message Padのメモ機能には、まさにベーシックなアウトライン機能があった。よくわかってる、と思う。

太っていく人たち [Diary]

今年入社2年目のNくんは、当時久々のイケメンが入社と騒がれた(らしい)けれど、1年目に8キロ太り、2年目の今の時点で更に5キロ増え、一部女子から「かっこいいNくんを返して」と言われている(らしい)。そして本人によれば、健康診断の数値には早くも成人病の兆候が。

彼には現在100キロ超のYさんが入社時には55キロだったことを優しく教えてあげた(「マジっすか!」という反応だった)。

そこまで極端ではないにしても、その手の例は枚挙にいとまがない。それにしても細かった人たちが驚くほどのスピードで太っていく様子に背筋が寒くなる。

ただし全員がそうなるわけではない。もちろん持って生まれた体質とか食事の好みもあるけれど、そうなる人にはある共通点があるような気がする。

うまく言えないんだけど、一言でいうと「素直な人」たち。傾向としては、自分を投げ出して先輩やクライアントに必死で着いていく人たちがそうなりやすい。

もちろん毎日まともに食事もせず深夜1時過ぎまで働いて、その後がっつり食事したり飲みに行ったりしてるからだ。

一生懸命仕事をするのは立派なことだし、そのことの善し悪しを口にする立場に自分はないけれど。

でも、その太り方は「少なくとも何かが確実に間違っている」ということを示していると思うぞ。

ちなみに自分自身は入社した35才の時点で60キロ。現在63〜64キロ(64キロ台後半に入ったら危険信号なので、ちょっと本腰を入れてダイエットして61キロ台に戻すことを何回か繰り返している)。

これをさすがの太らない体質も通用しないと見るか、よく踏みとどまっていると見るかは意見の分かれるところ。
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「答え」をつくる側 [Diary]

毎日のように深夜2時過ぎまで仕事している後輩(♀25才)が、「この生活で結婚なんかできるわけないですよねー(ぶつぶつ)」なんて割に明るくつぶやいている横で、その言い方の軽さと裏腹な重みを感じつつ考えたのは、今いっしょに働いている若い人たちは、いったいこれからどうやって生きていくんだろうということ。

この子たちはこれからどうやって幸せに暮らしていけるんだろうか、とか。この子たちに子どもが生まれたら、どんな世界で生きることになるんだろうか、とか。

ここのところいつもそんなことを考えてるような気がする。

一日中ってわけでもないけど、たとえばiPhoneも取り出せないほど混んでる電車の中とか、深夜タクシーの中とかで、無意識のうちに。

今の働き方にも暮らし方にも間違いなく限界が来てるし、むしろすでに破綻している(個人的な意味でも社会的な意味でも)。

この流れから「降りてしまう」というのもひとつの方法ではあるけれど、そうじゃない方法が絶対にあるはずだという感覚がひしひしとするのも事実。

一瞬その答えが見つかりそうな気がすることがあるんだけど、でもやっぱりわからない。

昔は、そういうときには本を読んだ。好きな書き手の本はもちろん、大きな本屋や図書館の、普段は行かない棚を巡って、知らない本を手にとって、何か目を引くものはないか探した。そうやって、後々までお世話になる書き手に出会ったことはたくさんある。

テレビで誰かが話していた内容にヒントをもらうようなこともあったし、ごくまれには自分と関わりのある大人の言動や振る舞いから答え(とそのとき思えたもの)をもらうこともあった。

でも、ここ数年はどこを見回してみても、自分たちにしっくりくる答えがない。

そしてそれは、そろそろ自分たち自身が「答え」をつくらなきゃならない側になったということだと思うことにした。

伸びる人の習慣(的なもの)とか、プロフェッショナルとは(的なもの)とか、20代のうちにしておくべきこと(的なもの)とか、男を磨く(的なもの)とか、そういうものではない「答え」を。

というか、年齢的にはとっくにそういう年代だと思うけど、本当に心からそう感じるようになったということ。

だけど勘違いしちゃいけないのは、それは「答え」ではあっても決して「解答」ではないということだ。
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急ぐことは困難と余計な労力を生み出すだけだ(レオ・バボータ) [レオ・バボータ関連]

こんな状態でも、レオ・バボータ「エフォートレス・ライフ」の翻訳はじわじわと進行中。その中から、今の自分にはとっても身につまされる一節を引用。
急ぐことは困難と余計な労力を生み出すだけだ。

私たちは走り回り、何もかも手早くこなし、人間として可能な限りのタスクを1日に詰め込もうとしがちだ。それは、何もしていない時間も、タスクや予定の間の空き時間も、休みも少ないということだ。そして今を生きていることがほとんどないということでもあり、つまりは人生も食事も人との出会いも楽しんでいないということだ。

それは不要な問題を引き起こすということでもある。急ぐことは事故につながる。たとえばスピードの出し過ぎは自動車事故の最大の原因だ。職場をばたばたと走り回ることも事故につながる。タスクからタスクへと大急ぎで片づければミスにつながる。急いでいるということは心がこもっていないということであり、心がこもっていないということは間違いを起こすということであり、起こりつつある問題に気づかないということであり、自分自身と他人を傷つけるということだ。

急ぐということは、周囲の全ての人々により多くストレスを与えるということでもある。時間に遅れないよう家族をせっつけば、妻(どんなことにも時間をかける)はストレスを受ける。私が急かすからだ。仕事をしながらオフィスを駆け回れば、同僚も急かされているように感じる。急げば、人生の全ての要素に、余分かつ無用なプレッシャーをかけるのだ。

ゆっくりと物ごとを運んでみよう。これが「楽に生きる」ために必要なテンポであり、皮肉なことに多くの人にとって簡単ではない。オフィスの中を、あるいは家の中をゆっくり歩くということは、私たちのほとんどにとって異文化なのだ。

Leo Babauta "The Effortless Life" p.40より
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アドバルーン [Diary]

電車の中からアドバルーンが見えた。

アドバルーンなんか見るのは何年ぶりだろう。5年以上は見てない気がする。少なくとも気づかなかった。

子どもの頃は、週末になると実家からアドバルーンが見えたような気がするけど。たぶん地元の駅ビル(昔は単に「駅ビル」という名前だった)のもの。

よくよく考えてみると、アドバルーン(=広告風船)というくらいだからこれは広告なんだろうけど、今「広告」といって頭に浮かぶものとはずいぶん趣が違う。

駅ビルの広告を、駅ビルの屋上から風船であげる。

昔、地元で駅ビルより高い建物はなかったから、少なくとも駅ビルに買い物に来る範囲の人たちにはそれで充分メッセージを伝えることができた。

メッセージといっても何も複雑なことはなく「本日特売」とか「今月は休まず営業」とかそんな程度の。

マーケティングもブランドもへったくれもない。原始的。

でも、そのシンプルさとクリアさって、実は今いちばん欠けている(そして必要な)もののような気がする。

そして、広告の複雑さと世の中の複雑さはおそらく比例してると思う(決して広告が世の中を複雑さの「要因」ではないとしても)。
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汝の敵を… [Diary]

先週後半は三日連続終電に乗れず、身も心もかなりズタズタだった。

(帰宅時間は水曜1:30→木曜2:30→金曜4:30と悪化の一途を辿った。その上金曜日は他に四人を明け方まで巻き添えに。みんなありがとう)

週末も仕事があったけど、Tomo.さんにもほとんど顔を合わせてなかったので職場には行かないことにして、禁断のただ働き。

今日は晴れたし、せめてまともな食事をしてちょっと公園でも散歩して(願わくば猫に会って)、元気を出してから仕事しようと思ったけど、横浜なんかに行ったのが大間違いだった。

めぼしい店はどこも長大な行列で入れず、めぼしくない店には入る気にならず、結局日本大通のフレッシュネスバーガーでクラシックバーガーとポテト食べて、後は夜までベローチェで仕事していた(いつものスタバさえ混んでて入れなかった。ちっ)。

望みは本当に簡単なことなんだけど、簡単なことほど手に入れるのが難しい。そしてその難しさの度合いが年々増していく。

フレッシュネスバーガーで飲んだオレンジティーに付いてきたマドラーには「汝の敵を優しく愛せよ」と書いてあったけど、「敵」はいったい誰なんだろうね。

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