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生たぬき [Diary]

実家からの帰り道、猫スポットである石材店の敷地をのぞき込んでいたら、たぬきがいました(猫もいたけど)。たぬきを生で見るのはたぶんはじめて。場所は曹洞宗大本山総持寺の横、東海道線の線路から道ひとつ隔てただけのところ。幻かと思ったけど、Tomo.さんもはっきり見ているので、たぶん本物のタヌキでしょう。

ところで、キジ猫のことを、うちの実家では伝統的に「たぬき」と呼びます。いつ頃からか知らないけど、あらゆるキジ系統の猫は、うちでは自動的に「たぬき」という名前になるのです。正確にいうとキジトラは「しまだぬき」、うずまき模様が入ってるのは「うずだぬき」。

小さい頃、うちには何代目かの「しまだぬき」がいて、幼稚園の先生に「うちにはたぬきがいるんだよ!」と言ったら全く信じてもらえず、しかも「ウソはいけませんね」と諭されて深く傷ついた、というのは、ぼくのいちばん初期の記憶のひとつです(そして、今の人格が形成された原点かもしれない)。

たぬきと聞くと自動的にそのことを思い出すんだけど、考えてみると生たぬきを見かけた石材店の敷地は、かつてその幼稚園があった場所だということに思い当たり、一瞬興奮しました。

たぬきはなすびみたいな形で、わりにかわいかったです。写真撮ればよかった。

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