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人のいない方へ [Diary]

めずらしく普段行かない赤レンガ倉庫の周辺を散歩してみる。でも二人とも人のいない方へと吸い寄せられてしまう性癖を持っているので(知り合いに坂道を見ると下ってしまうという人がいるけど、それと同じか)、たぶん赤レンガ倉庫には永久にたどり着けない。

かわりに運河(?)沿いのさびれた道に迷い込む。たぶんかつては港湾関係者しか使わなかったような道で、今は遊歩道として整備されてるみたいだけど、歩いてる人はほとんど誰もいない。こういうところ、好きだな。
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道沿いの古くて四角い魅力的なビルにあった、古くて魅力的なドア。
こんなところに秘密のカフェがあったらいいのにな。
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欲しいもの、ない? [Diary]

気がつくと誕生日が過ぎている。何か欲しいものない? って毎年訊かれるけど具体的に欲しいものが思いつかない。

最近欲しいものって、形のないものだったり名前のないものだったり実体のないものだったりそんなものばっかりだ。

そして毎年「フラ印・ポテトチップス」と「ドリトス・トーステッドコーン味」を各一袋買ってもらうのが恒例になってしまうのでした。

あと、ベルギービールほしいな。
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生産性の詩 [Diary]

  1. 仕上げなければならない仕事にまったく手をつけられていなかったので。
  2. 例によって睡眠一時間半で6時に出社する。
  3. 始業前の3時間半の間、ぼくは圧倒的な生産性を発揮する。
  4. あなたたちの大好きな生産性。

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自発的に無目的に考えて話をする [Diary]

いつも新入社員に「一日で終わると思った仕事には必ず二日かかるぞ」とかなんとか言っている理論から言えば、今日は絶対に仕事に行くべきだったのだけど、行かなかった。

そんなことを言ってたらあっという間に休みがなくなるというのもあるけれど、それだけじゃなく、職場からなるべく距離を置いて考えたいことや、気になってることがたくさんあるから。

忙しくて時間がないときに削られるのは無目的に何かをする時間。ということでいえば、職場におけるそれは仕事に直接関係しないことを無目的に考える時間と話す時間。

特に目的もなく、仕事や職場や同僚についてその瞬間に考えていることや思っていることについて考えたり話をしたり、そういう時間がなくなることは、たぶん職場にとって致命的なことだ。

ここのところ心に引っかかっていることがたくさんあって、それはこの間から感じていた(そして原因がわかった)原因不明の怒りのことだったり、ランチを食べながら同僚から言われた共通の上司についての話だったり、自分のやってることに対する違和感(仕事内容にあまり適性がないことは最初からわかってるけど、もっと根本的な問題)だったり。

たぶん、ひとつひとつは些細なことなんだけど、ものすごく重要なことだ。内容そのものよりも、それについて考えて、話をすることが。

なんてことを考えてる会社員の自分に対して、かつて一人で仕事をしていた頃の自分から「ずいぶん甘えん坊になったね」言われそうな気がしたりして。

確かに以前の自分なら、職場のことと個人のことは完全に切り離して割り切ってたと思うけど、今はそうではない。

理由もちゃんとわかっているから、いいんだ。

とにかくもっとちゃんと考えて、話したいことがたくさんある。リーダーシップを持った誰かの主導ではなく(ここ大事)、コミュニケーションとか情報共有とかでもなく(ここも大事)、自発的に無目的に考えて話をすること。

と、自分の理論を無視して仕事に行かず無目的に考え中。
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無目的に歩く [Diary]

久しぶりに二人で延々と無目的に歩く。近くの公園をスタートして、その裏の住宅街を延々二時間半。すぐ近所なのに、見たこともない風景がたくさん。

うちのあたりはアップダウンが激しい上に細い道が入り組んでいて、ちょっと歩くと、もう自分たちがどこにいるのかもどこに向かっているのかもわからない。

ときどき展望の開けた場所からみると、思っても見ない方角にみなとみらいのビル群が見えたりして。

それにしても、空気がいいこともあるし、たくさん歩いたこともあるけど、何よりも目的もなくその瞬間に「こっちに行きたい」と思った方角に行くことを繰り返すのは、ただ休んでるより、はるかに回復する。

忙しいとき真っ先に削られてしまうのが(そして削ってしまうのが)「無目的な時間」なのだけど、たとえば時間を決めず自由に無目的に歩き回った後の頭のクリアさとか気持ちの高まり具合って、まるでぐっすり眠って自然に目が覚めた朝みたいだ。

たぶんそれは、ふだん「こうしたい」「ああしたい」と人間としての自分が無意識に求めていながら押さえつけられているものが開放されるせいなんだろうな。

そして、特に意識したわけではないけど、最近ずっと頭に引っかかって考え続けていたことについて、なんとなく展望が見えていたりも。
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知ってると思ってたものを発見する [Diary]

80年代中高生世代なもんで、YMOとかオフコースとかマイケルとかデュランデュランとか(順不同)、そういうものがリアルタイムだったのだけど、体験して「知ってる」と思いこんでいることが、実は宝物を逃すことにつながってるんじゃないか、という気が最近する。

というのは、この間の坂本龍一のUST中継を見た勢いでYouTubeにあがってる昔のYMOの動画をたくさんみていて、「知ってる」と思っていたことをいかに知らなかったか、ということを改めて痛感したから。

知ってると思っていたものが、今の目でみると全然違って見える。YMOもマイケルも小田和正も、高校生の頃にはちょっとバカにしたポーズを取ってみたりする対象になっていたけど、実はいかにすごいかということが、子どものときにはわからなかった。たぶん、リアルタイムであった故に。

そうしたものの価値って、むしろ後から「発見」したもっと下の世代の方がわかりやすいのかもしれない。

たとえば、ぼくはビートルズが大好きだけど、ビートルズをリアルタイムで体験した世代の人とは意外に話があわないことが多いのは、そのせいかもしれない。
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簡易伝達手段としてではない箇条書き [Thoughts]

「簡単な箇条書きくらいでいいからさ」って人がいうとき、それはきちんとした文章を書いたり整った資料にしたりするのことは大変で(高級で)時間もかかるけど、箇条書きは簡単な事実やアイデアを気軽にラフにいいかげんに列記するもので(低級で)時間もかからないという意味でそう言ってるのだと思う。

でも、本当にポイントか過不足なく列記された、適切で有効な箇条書きを書くのって、実は整った文章を書くのと同じくらい大変なのだということを認識してる人はそんなにいないような気がする。というよりも、個人的には一度整った文章にしてみないと、きちんとした箇条書きは書けない、とさえ言えるかもしれない。

ちなみに、箇条書きを入れ子にしたものを「アウトライン」というのだ。

それとは別に、箇条書きは「ポイントだけ」の単なる簡便伝達手段としてだけではなく、箇条書きであるが故の急激な転移感とか加速感みたいなものを、ひいてはエモーションを表現できるような気がしていて、個人的にすごく可能性を感じるし、愛してもいます。
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かつてルミネでそんな時間が流れていた [Diary]

昔、横浜ルミネの地下に中華のテイクアウトのお店があった。確か「桃太郎」とかいうお店。基本はテイクアウトなんだけど、小さなカウンターが併設してあってイートインも可能。気軽に入れて、結構おいしいので遊びに行った帰りによくそこでごはんを食べた。テイクアウトして彼女の家にもっていったりもした。食べながらバルセロナ・オリンピックの開会式を一緒に見ていたことを覚えている。

横浜ルミネ五階の有隣堂書店では、いくつかの人生を変える本に出会った。ちょっと思いつくだけでも、奥出直人「思考のエンジン」、「マッキントッシュバイブル第3版」、アーヴィング・ゴフマン「スティグマ」、今泉浩晃「マンダラートの技法」、村上春樹「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」。

買ったばかりの本は、たいてい二階にあったコーヒー店「23」で読んだ。元南海ホークスの選手だった方のやってるお店(店名は背番号)。ここではよく待ち合わせもした。

いやなに、今のルミネをみていると、かつてルミネでそんな時間が流れていたことが不思議に思えたんです。

すべて古き良き時代のお話。
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目の前にある世界は狭くて全てではなくて(抜粋) [Thoughts]

(中略)
問題は努力して克服するに値するのかということであり、そんなものに打ち勝って意味なんかあるのかということだ。

努力して克服するに値しないし、価値も意味もないものがある。そんなものと闘う必要はないし、耐える必要もない。それは負けることでもないし、弱いことでもない。

ときどき「逃げるな」「逃げたら負けだ」と言う人がいるけど、そんなものは信じない。

そんなことより、今目の前にあるその世界は狭くて、それは全てではなくて、人生の素晴らしいこととか素敵は今見えている狭い世界の外側にあって、それはこれから先に君のもとにやってくることで、本当に闘って守るべき価値のあるものは、その中にあること。

その時のために今は隠れたりかわしたり逃げたりすればいい。そういうことを教えてくれる、あるいは感じさせてくれる大人がいたら、どれだけたくさんの
(以下略)
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不思議な空シリーズ [Diary]

久しぶりに行った大倉山(@横浜市)の中腹から、不思議な色の夕焼け。
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そういえば坂本美雨さんが同じくらいの時刻に「空が息のむ美しさ」ってツイートしてたな。昨日の異常に深い青さの空といい、なんなんだろう。
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