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嘘の夢や目標で自分を裏切らない [Thoughts]

すごいタイトルだけどね(笑)。

休みで時間があったので、ブログのカテゴリーをいろいろといじっていて思ったこと。

もともとブログを始めたときに「ブログテーマ」を記入させられることにそもそも違和感があったし、記事のカテゴリーもそもそも決めようがなかった。

そのまま何をテーマとしたブログなのかわからないまま長年やってきて、ときどきカテゴリー分類を変えてみたり、タグクラウドを使ってみたりしたけど(うざいのでやめた)、結局わからないまま。

今回変えたカテゴリーも別に最終的な結論ではなくて、今現在とりあえずこんなカテゴリーなのかな? という感じ。

でも、Renji Talk本館での大テーマ「アウトライナー」がカテゴリーになるのは最初からわかってたけど、たとえば「レオ・バボータ関連」がひとつのカテゴリーになるなんて、最初の頃からは思ってもみなかった展開だった。

だけど、そういう「思ってもみなかった」ことこそが、実は重要なんじゃないかとという気がする。

個人的に、何もしていない時点で「こういうものをやろう」と考えたことほど信用できないものはない。逆に、何も決めずに好き勝手にやったことから「結果的に」わかってくることなら信用できる。

そしてブログに限らず、自分自身に関することって、だいたいはこの法則が当てはまる。



何度も書いてるような気がするけど、〈夢〉を持てとか〈目標〉を持てとかいう暴力的な発言がはびこって、自分にとってのそれが何なのかわからないまま苦しんでる、という人はたくさんいるはず。

でも多くの人の場合、わかっているとしても「何かをやりたい」ということだけだ。みんなが〈夢〉とか〈目標〉を持っているような錯覚をしてしまうのは、単に節目節目でそれを表明・宣言することを強制されるからにすぎない(もちろん最初から〈夢〉やら〈目標〉がはっきりしている場合もあるだろうし、それはものすごく幸福なことだけど、そうなれるかどうかは運にすぎない)。

強制されて「自分の夢は○○です」「目標は××です」とか、人前で言い切っちゃったことの、あるいは自分に約束しちゃったことのどれだけが本当なのか。

そして、それが実現しないどころか努力さえまともにでなくて、自分自身を信用できなくなってる人がどれだけいるか。

でも、本当じゃないんだから、努力だってできなくて当然だ(そしてそもそも存在しないことを無理やり言わされるんだから、嘘と責めるには当たらない)。

自分が何をしたいかなんていうことは(一部の幸運な人を除いて)「結果的」にしかわからない。

だから、結局は今この瞬間にやりたいことをやり続けることが、いちばんの近道なんだと思う。その結果として何年か先に浮かび上がってきたことなら、自分でも信用できる。何より自分で自分を裏切ることがない。
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