パワーポイントという名の病 [アウトライナー]
クライアントから、会議の議事録を作ってほしいと頼まれました。
それ自体は大したことじゃないけど、ちゃんとした議事録を作るのって、けっこう面倒なものです。それで、普段職場ではあんまりやらないけど、ワードのアウトライナーを使いました。
方法はRenji Talkに書いた「ヒアリング結果を報告書にする」方法を単純化して応用。
全体の作業時間は1時間もかからない。とても楽で早くて、何のストレスもない。でも、よくある形ばかりの議事録にはない、生きた議事録になります。
もちろんそれだけじゃなくて、アウトライナーを使って資料をつくることのメリットは(このブログやRenji Talk本館を読んでいただいてる方はご存知の通り)たくさんあります。
で、その議事録をクライアントに送ったら「内容は、完璧です(笑)」という言葉とともにパワーポイントに書き換えられて送り返されてきました。内容は完璧だけど、ワードだったからダメってことね(やっぱり)。
ワードのアウトライン形式のままだったら、次の会議の議事録を後ろに追加していくことも簡単にできるし、アウトラインを折りたたんで、何回も続く会議での、一連の議論の流れの記録まで、一目で見渡すこともできたんだけどね(「アウトラインを折りたたむ」ことの威力は、想像以上のものです)。
パワーポイントにした瞬間に、紙で配るか、壁に映すかしか使い道がなくなってしまう。そして、せっかくみんなが使えるようになっている、コンピューターの恩恵を、大幅に減らしてしまう。それって、長い目でみると、労力と精神力と時間の大きな無駄だと思う。
そういう無駄の蓄積が、人を壊すこともある。個人的に、これを「パワーポイントという名の病」と呼ぶことに勝手に決めました。
関連記事:
「アウトライナーで幸せになろう」
「アウトライナーとしてのWord」(Renji Talk本館)
※いつも「ワード」と表記するべきか「Word」にするべきか、悩みます。ワードはどっちでもいいような気がするけど、「PowerPoint」という表記は、なんかしっくりきません。
それ自体は大したことじゃないけど、ちゃんとした議事録を作るのって、けっこう面倒なものです。それで、普段職場ではあんまりやらないけど、ワードのアウトライナーを使いました。
方法はRenji Talkに書いた「ヒアリング結果を報告書にする」方法を単純化して応用。
- ワードのアウトラインモードを使って、
- 何も考えずに会議中のメモを片っ端から打ち込み、
- 見出しをつけ、
- 会議のアジェンダ順に内容に分類して
- 文章を整える。
- だいたいできたら会議に参加していたメンバーに見せて、
- 抜けや漏れを指摘してもらい、それも追加。
- ついでにちょっとしたコメントも加えて、
- 完成。
全体の作業時間は1時間もかからない。とても楽で早くて、何のストレスもない。でも、よくある形ばかりの議事録にはない、生きた議事録になります。
もちろんそれだけじゃなくて、アウトライナーを使って資料をつくることのメリットは(このブログやRenji Talk本館を読んでいただいてる方はご存知の通り)たくさんあります。
で、その議事録をクライアントに送ったら「内容は、完璧です(笑)」という言葉とともにパワーポイントに書き換えられて送り返されてきました。内容は完璧だけど、ワードだったからダメってことね(やっぱり)。
ワードのアウトライン形式のままだったら、次の会議の議事録を後ろに追加していくことも簡単にできるし、アウトラインを折りたたんで、何回も続く会議での、一連の議論の流れの記録まで、一目で見渡すこともできたんだけどね(「アウトラインを折りたたむ」ことの威力は、想像以上のものです)。
パワーポイントにした瞬間に、紙で配るか、壁に映すかしか使い道がなくなってしまう。そして、せっかくみんなが使えるようになっている、コンピューターの恩恵を、大幅に減らしてしまう。それって、長い目でみると、労力と精神力と時間の大きな無駄だと思う。
そういう無駄の蓄積が、人を壊すこともある。個人的に、これを「パワーポイントという名の病」と呼ぶことに勝手に決めました。
関連記事:
「アウトライナーで幸せになろう」
「アウトライナーとしてのWord」(Renji Talk本館)
※いつも「ワード」と表記するべきか「Word」にするべきか、悩みます。ワードはどっちでもいいような気がするけど、「PowerPoint」という表記は、なんかしっくりきません。
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