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深夜ラジオ感 [Diary]

最近Tomo.さんが韓国のラジオ番組をパソコンで聴いていて、お風呂上がりにビールを飲みながらその横にいると、中学生の頃布団にもぐってこっそり「オールナイト・ニッポン」を聴いていたことを思い出します。

当時毎週聴いていたのは所ジョージ、鶴光、中島みゆき、坂崎幸之助、少したってアルフィー。

深夜ラジオが不思議なのは、自分がひとりじゃない感じと、とてもひとりな感じ、その両方の感覚を同時に味わえることです。それはもちろんどっちも幻想であり、どっちも真実です。

仮にそれを「深夜ラジオ感」とよびます。

深夜ラジオ感は(特に思春期には)不安とか孤独とか愛情とか怒りとか甘えとか性欲とか、そのとき自分が抱えこんでいるものごとと、いろんな形で融合して、ある場合には大きな影響を及ぼします。その意味で、それは音楽と似ています。

それはパーソナリティの声と言葉、葉書や電話を通じてつながる見知らぬリスナーの存在からくるのだと、ずっと思っていました。

でも今、パーソナリティも全く知らない、言葉も全く理解できない深夜ラジオを聴いていても、そこにちゃんと深夜ラジオ感を感じるのが、すごく不思議です。
タグ:時間 深夜 音楽
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