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孤独の量≒揺さぶる量なのだけど [Thoughts]

人の創った何かが別の誰かの心を揺さぶる度合いは、創った人の抱える孤独の量とだいたい一致している、と昔から思うのだけど。

でもたくさんの孤独を抱えていればそれでいいかというと、そんなことはぜんぜんなくて、ただ孤独をまき散らしてもそれはうっとおしいだけだ。

おそらく、その人が孤独とどう対峙しているかが、身体感覚を通じて表現と結びついたとき、人の心を強く揺さぶるのだね。

そうか、孤独が身体感覚を通じて結晶した表現のことを、芸術とかアートとかいうのかもしれない。

宇多田ヒカルの「Goodbye Happiness」のPVをみていて、そんなことを思いました。
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コメント 2

wate & power

Agreeeeee!

またしても、言葉にならないことを言葉にしていただいた感じです。
そう、普段は
寂しいぜ、とか、辛かったぜ、
みたいなことは絶対にいわないよもちろん。
けど根底には、そもそも人間は孤独なんだぜ、そんなこと知ってるしうまくつき合ってんだぜ、っていう
密やかな自信があったりする。

孤独だよね。いやそんなことないよ俺がいるじゃん!

ていうか、

孤独だよね。うん、ほんとにそうだよね。

ていうか、
気持ちが救われるのは、後者の方かもしれないなぁ。


なんちて。

また来ます!

by wate & power (2010-11-12 21:48) 

Tak.

water & powerさん>いつもありがとうございます。またのお越しを!
by Tak. (2010-11-13 10:16) 

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