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静岡で「健全な欲望」を満たす [Diary]

「連休どこか行った?」というのがこの時期のお約束の会話なのだけど。

「えーと、静岡に」
「へえ。何しに?」
「特に何も」
「あ、伊豆とか?」
「いや」
「富士山?」
「いや」
「温泉?」
「いや」
「あ、実家が静岡に?」
「いや」
「じゃあ、何しに?」
「歩行。お茶。本屋」
「……ふーん」
(会話終了)

みたいなやり取りがしばしば発生する(昨日だけで4回くらい同じことを繰り返した)。そうか、部署が変わったということは、またここから始めなきゃならないのね。

昔だったら、めんどくせーから「どこも行かなかった」で済ませてたことを考えれば、説明しようとするようになっただけで進歩ではある(当社比)。



それはそれとして、静岡は相変わらず「いつもと同じことをする」には素敵なところでした。

今回は静岡出身の後輩から「鷹匠」という個人スケールのお店が集まったなかなか素敵なエリアを教えてもらい、駿府城と呉服町通り以外は、基本的にそこを中心にぐるぐるしていた。

それにしても場所が違うだけでやってることは普段と変わらないせいか、家を出ればすぐまた行けそうな錯覚にとらわれる。

後輩おすすめカフェ「ブーケ」@鷹匠。
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cielo azul cafe@鷹匠。コロッケおいしかった。
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箱入り看板猫。
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私的・日本一のスタバ、呉服町通り店
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棚に愛を感じる谷島屋書店呉服町通り本店
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小さくかわいらしくてきびきび走るしずてつ(静岡鉄道)。
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清水港。
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お土産はPUPANの食パンとNotebookで一目惚れしたMUCUの手帳でした。



静岡が好きなのは、大都市でありながら東京や横浜にはない個人スケールのゆったり感と豊かさを感じるところ。だけど、今の時期に行って特に感じるのは、地震への恐怖と常に隣り合わせで生きてる街でもあるということ。

2009年の静岡沖地震で崩れた駿府城の石垣はほとんど修復されていたけど(去年行ったときはまだ崩れたままだった。お城好きとしては嬉しい)、その妙にきれいな修復跡が逆に痛々しい。

そして災害時の危機管理の中枢となるべく作られた、場違いに巨大で威圧的な(要塞化とまで言われた)静岡県庁別館がそれを物語る。上の展望台からは、あの浜岡原発のある御前崎も見える。

そんな光と影もあり。



修復された駿府城の石垣(きれいな部分)。
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「要塞化」された県庁と駿府城。
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平和を願っている静岡の鳩。
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