一度この考えを受け入れるとあなたは自由になれる(レオ・バボータ) [レオ・バボータ関連]
現在翻訳中のレオ・バボータ「エフォートレス・ライフ:楽に生きる(仮題)」より抜粋。
Leo Babauta "The Effortless Life" p.73-74より。
あなたの目は見えるだろうか? ならばあなたは空の青さや、緑や、人々の顔や、水に感謝することができる。あなたの耳は聞こえるだろうか? ならば音楽や、雨の音や、友人の笑い声に感謝することができる。あなたはデニムの感触を、冷たい風を、裸足で歩く芝生の感触を感じることができる。あなたは刈ったばかりの芝の、花の、コーヒーの香りを嗅ぐことができる。プラムを、チリペッパーを、チョコレートを味わうことができる。
これは奇跡だ。感謝とともに受け入れるべきことだ。なのに私たちはもっと手に入れようとする。もっと素敵な服が欲しい。もっとクールなガジェットが欲しい。もっと逞しい腕がほしい。もっと厚い胸板が欲しい。もっと引き締まった腹筋が欲しい。もっと大きな家が欲しい。レザーシートがついていて、おしゃべりの相手をしてくれて、尻をマッサージしてくれる車が欲しい。私たちは、ちょっとおかしくなっている。
そんなものはいらない。まともになろう。人生を改善する必要などない。自分自身を向上する必要などない。私たちは今あるままで完璧だからだ。
一度この考えを受け入れると、あなたは自由になれる。
向上したいからではなく、好きだからという理由で何かをする自由だ。そうしたいから、そしてそれが楽しいからだ。それができるということ自体が奇跡だからだ。
あなたはすでに完璧なのだ。自分に満足するとは、完璧を目指して努力するということ自体が、他人の「完璧」についての考えに基づいていると気づくことだ。そんなものはくそくらえだ。完璧とは今のあなたのことであり、誰かがそうあるべきだと決めたことではない。
Leo Babauta "The Effortless Life" p.73-74より。
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