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最後の「ステンレスの箱」 [Diary]

久しぶりに仕事に行く以外の目的で東横線に乗ったら、さよならマークを付けた9000系がやってきた。

そうか、東横線での9000系は今度のダイヤ改正で見納めなんだ。

登場したのは80年代だから、そんな古い車両じゃないんだけどな。と思ったけど、考えてみると30年近く前のことなんだよね(高校生の頃、登場するなり確か綱島駅の構内で脱線事故を起こしたんだった)。それを「そんなに古い車両じゃない」と感じる時点でトシなのかもしれない。

でも昭和40年代初めに登場した8000系がつい最近まで走ってたことを思えば、まだまだ新しい。

昔から東急の車両デザインが好きだった。特に完全なアメリカ・バッド社風デザインだった7000系に、少し日本風味の洗練を加えた8000系。

「ステンレスの箱」みたいに無機質だけど機能美のあるデザインは、今でも日本の通勤電車のデザインの最高峰だと思っている(今でも「ステンレスの箱」が無性に好きなのは、そのせいかもしれない)。

9000系はその流れを受け継ぐ最後の「東急らしいデザイン」の車両だったと思う(厳密にいえば2000系もあるけどね)。あの独特のモーター音が聞けなくなるのも寂しいです。あ、あとボックスシートも。
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