GTDとマンダラートの間 [マンダラート]
次々と降りかかってくる仕事を片っ端からさばいていくにはGTDを超える方法(および道具)はなく、一方で自分の中にある願望や欲求や目標を実現するにはマンダラート以上の方法(および道具)はない。
でも現実の世界に生きていて必要なのは、おそらくその間にある手法(および道具)だということを、特に仕事が忙しくなってきたときに痛感します。
そして、それはやはりある種のアウトライナーなんじゃないかという気がします。
このことについては、たくさん言いたいことがあるんだけど、次々と降りかかってくる仕事を片っ端からさばいていく時間しかないな。
でも現実の世界に生きていて必要なのは、おそらくその間にある手法(および道具)だということを、特に仕事が忙しくなってきたときに痛感します。
そして、それはやはりある種のアウトライナーなんじゃないかという気がします。
このことについては、たくさん言いたいことがあるんだけど、次々と降りかかってくる仕事を片っ端からさばいていく時間しかないな。
iMandalArtのマニュアル [マンダラート]
iMandalArtの操作マニュアル(PDF版)が、ヒロ・アートディレクションズのiMandalArtサイトからダウンロードできるようになっています(以前からありましたっけ? 気づかなかった)。
マンダラート自体の基礎から、iMandalArtの基本操作、そしてマンダラートの哲学まで入った、充実した内容です。
正直言って、Get-Manda-Laの概念が導入されてから、マンダラートは直感的なわかりやすさという点では後退してしまったと思うんですが、「入手してはみたものの、使えなかった」という人の多くが、このマニュアルでかなり救われるんじゃないかな。
特に三種類のセルの挙動の違いが、アプリを使っているだけだとわかりにくいので、iMandalArtを使う人はぜひ一読をおすすめします。
マンダラート自体の基礎から、iMandalArtの基本操作、そしてマンダラートの哲学まで入った、充実した内容です。
正直言って、Get-Manda-Laの概念が導入されてから、マンダラートは直感的なわかりやすさという点では後退してしまったと思うんですが、「入手してはみたものの、使えなかった」という人の多くが、このマニュアルでかなり救われるんじゃないかな。
特に三種類のセルの挙動の違いが、アプリを使っているだけだとわかりにくいので、iMandalArtを使う人はぜひ一読をおすすめします。
軸 [マンダラート]
Tomo.さん用にもiMandalArtを購入。土、日と二人して、お茶を飲みながらマンダラをぐにゅぐにゅいじる。
改めて思ったんだけど、iMandalArtはApp Storeで「仕事効率化」というジャンルに登録されている。いわゆるTo-Doアプリとか、GTDアプリと同じジャンル。でも、果たしてマンダラートが〈仕事を効率化〉してくれるのかどうかというと、よくわからない。たぶんそうでもないような気がする。
昔、仕事関係の人にマンダラート(そのときはマックのハイパーカード版だった)のことを教えたら、「で、それ便利なの?」と聞かれた。マンダラートは、果たして〈便利〉なんだろうか。たぶんそれほど(少なくともその人が考えているような意味では)便利ではない。
〈仕事を効率化〉してもくれないし〈便利〉でもないソフトをどうして使うのか、と言う人には、おそらくマンダラートの魅力はわからない。
個人的には、マンダラートは
ものだと思う。
それは〈効率〉とか〈便利〉ということとは、かなり次元の異なるものだ。
改めて思ったんだけど、iMandalArtはApp Storeで「仕事効率化」というジャンルに登録されている。いわゆるTo-Doアプリとか、GTDアプリと同じジャンル。でも、果たしてマンダラートが〈仕事を効率化〉してくれるのかどうかというと、よくわからない。たぶんそうでもないような気がする。
昔、仕事関係の人にマンダラート(そのときはマックのハイパーカード版だった)のことを教えたら、「で、それ便利なの?」と聞かれた。マンダラートは、果たして〈便利〉なんだろうか。たぶんそれほど(少なくともその人が考えているような意味では)便利ではない。
〈仕事を効率化〉してもくれないし〈便利〉でもないソフトをどうして使うのか、と言う人には、おそらくマンダラートの魅力はわからない。
個人的には、マンダラートは
- (自分の)軸を確認する
- (自分の)軸をセットする
- (自分の)軸をぶらさずに考える
ものだと思う。
それは〈効率〉とか〈便利〉ということとは、かなり次元の異なるものだ。
iMandalArt速報 [マンダラート]
ようやく、iPhone版マンダラート(iMandalArt)のダウンロードがAppStoreから可能になりました。合わせて、ヒロ・アートディレクションズのホームページもリニューアルされてます。
取りあえず、数時間ざっと動かしてみたランダムな感想。まだ本格的に使い込んだわけではないので、あくまでも速報。
とりあえず、今日のところは以上。
〈iMandalArtの情報源〉
開発者・今泉さんのヒロ・アートディレクションズのサイト
今やマンダラートの伝道師(?)・y-shimo77さんのブログ
取りあえず、数時間ざっと動かしてみたランダムな感想。まだ本格的に使い込んだわけではないので、あくまでも速報。
- やっぱりデザインが美しい。iPhoneアプリとして、世界有数の美しさだと思う。
- セルが展開・収束するときのアニメーションがよくできている。楽しいだけじゃなく、今開こうとしている/閉じようとしているセルの位置関係が直感的にわかるようなアニメーションになっている。
- 画像・音声をマンダラに貼り込めるという、iPhoneならではの新機能はあるけれど、機能は基本的なところに絞られている。
- たとえばPALM版にあった、セルにチェックボックスをつける機能は今のところ実装されていないようだ。あと、ブックマーク的な機能もない。
- WEEK画面の下にあるASAのセルは、PALM版Ver.2ではGET画面から取り込むようになっていたが、iMandalArtでは普通に展開できる通常タイプのセルに戻されたようだ(賛成)。
- 意外に重要なのは「立ったまま片手で完全に操作できる始めてのマンダラート」ということ。つまり、電車に乗ってつり革につかまったまま使える。これは、日本でモバイルを考えるときには絶対に避けて通れない条件であり、日本でPDAが普及しなかった最大の理由だと思う。つまりiPhoneは始めての「日本で本当に使えるPDA」なのだ。
- Art画面の説明文が、閉じたり開いたりするうちに表示されなくなる場合がある(どのような場合に再現するか、まだわからない。一度アプリを閉じて開き直すと直るので致命的ではない)。
とりあえず、今日のところは以上。
〈iMandalArtの情報源〉
開発者・今泉さんのヒロ・アートディレクションズのサイト
今やマンダラートの伝道師(?)・y-shimo77さんのブログ
iPhone版マンダラート [マンダラート]
銀座Apple Storeで行なわれた、iPhone版マンダラートの発表記念イベントに行ってきました。
もともと、去年の8月にiPhone購入した最大の理由は、「きっとこの上でマンダラートが動くようになる」という確信めいたものがあったから。その通り、間もなくiPhone版マンダラートが登場します。
マンダラートは、デザイナーの今泉浩晃さんが開発した、3×3の9個のマス目(=マンダラ)を使った発想技法とそのツールですが、単に発想という言葉では括れない、ほとんど哲学と言ってもいい奥の深いものです。その理論と手法については、古くから今泉さんの多数の著作があり、ツールとしても手帖、そしてマック版、Windows版、そしてPALM版のソフトが今泉さん自身の手で提供されてきました(現在入手可能なのはWindows版とPALM版です。マンダラートについて詳しくは、今泉さんの主宰するヒロ・アートディレクションズのサイトをご覧ください)。
ぼくはもともと、十数年来のマンダラートユーザーで、今でもマンダラートを使うためだけに、年代物のPALMマシン(ソニーのクリエ)を使い続けてるわけですが、マンダラートについて書くことはなかなか難しくて(アウトライナー以上に)、ほとんど触れたことはなかったと思います。たぶん、一度か二度、しかも単に名称を出しただけで、詳しく書いたことは一度もない。
なのに、実は[マンダラート]+[iPhone]のキーワードで来る方がけっこう多い。同じようiPhoneを購入して待ってた人が、たくさんいたんだろうな。
イベントは、「Life is random.だから人生は“編集”できる。」と題し、今泉氏、Macエバンジェリスト大谷和利氏、そしてソフトの開発を担当したHMDT株式会社の木下誠氏によるトークセッション、そしてプロトタイプのデモ。以下とりあえずイベントをみての感想と情報を書いておきます。
それにしても、かなりのお歳であるはずの(すいません)今泉さんは、若いです。5、6年前に二度ほどお会いしたことがありますが、そのときの印象とほとんど変わっていない。しつこく、しぶとく、理想を追及する今泉先生は、尊敬する人物のひとりです。
※一部訂正しました。
もともと、去年の8月にiPhone購入した最大の理由は、「きっとこの上でマンダラートが動くようになる」という確信めいたものがあったから。その通り、間もなくiPhone版マンダラートが登場します。
マンダラートは、デザイナーの今泉浩晃さんが開発した、3×3の9個のマス目(=マンダラ)を使った発想技法とそのツールですが、単に発想という言葉では括れない、ほとんど哲学と言ってもいい奥の深いものです。その理論と手法については、古くから今泉さんの多数の著作があり、ツールとしても手帖、そしてマック版、Windows版、そしてPALM版のソフトが今泉さん自身の手で提供されてきました(現在入手可能なのはWindows版とPALM版です。マンダラートについて詳しくは、今泉さんの主宰するヒロ・アートディレクションズのサイトをご覧ください)。
ぼくはもともと、十数年来のマンダラートユーザーで、今でもマンダラートを使うためだけに、年代物のPALMマシン(ソニーのクリエ)を使い続けてるわけですが、マンダラートについて書くことはなかなか難しくて(アウトライナー以上に)、ほとんど触れたことはなかったと思います。たぶん、一度か二度、しかも単に名称を出しただけで、詳しく書いたことは一度もない。
なのに、実は[マンダラート]+[iPhone]のキーワードで来る方がけっこう多い。同じようiPhoneを購入して待ってた人が、たくさんいたんだろうな。
イベントは、「Life is random.だから人生は“編集”できる。」と題し、今泉氏、Macエバンジェリスト大谷和利氏、そしてソフトの開発を担当したHMDT株式会社の木下誠氏によるトークセッション、そしてプロトタイプのデモ。以下とりあえずイベントをみての感想と情報を書いておきます。
- アプリの正式名称は「iMandal-Art(アイマンダラート)」であることが発表されました。
- デモを見た感想。おそらく今までのマンダラートソフトの中ではデザインが最も美しい。特にセルが展開・収束するときのアニメーションが素晴らしい(会場から一瞬ため息がもれたくらい)。また、個人的には今は亡き「マンダラート手帖」を彷彿とさせる真っ赤なスタート画面がツボ。
- GET-MANDA-LAというPALM版ver.2で導入された概念は、そのまま引き継がれている。ただし、ver.1に較べてわかりづらくなってしまっていたインターフェイスは、かなり改善された印象を受ける。
- iPhoneならではの新機能として、写真や音声をマンダラにすることができる。
- 今回のバージョンでは実装されない機能が複数ある。外部からのデータの取り込み・書き出しもそのひとつ。ただし、今後のバージョンアップで検討されるとのこと。
- 残念ながら、正式な発売日と価格は発表されなかった。その瞬間会場のテンションが一段階下がった。(^^; でも「よほどのことがないかぎり、近日中」とのことだったので、まあ、もう少しの辛抱でしょう。
- 個人的にはMac版、Windows版にあった、「マンダラをアウトライン表示する機能」がとても欲しいんですが、優先順位はあんまり高くなさそうだなあ。
それにしても、かなりのお歳であるはずの(すいません)今泉さんは、若いです。5、6年前に二度ほどお会いしたことがありますが、そのときの印象とほとんど変わっていない。しつこく、しぶとく、理想を追及する今泉先生は、尊敬する人物のひとりです。
※一部訂正しました。