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テーマをはっきりさせましょう [Diary]

読まれるブログの条件としてよく言われるのが「テーマをはっきりさせましょう」ということです。

はい、テーマはっきりしてません(笑)。このブログほどテーマがはっきりしていないブログも珍しいんじゃないかというくらい。

ブログを設定をするときにも、テーマを決めろと言われるけど、自分でも何がテーマなのかわからないし、少なくともブログの設定に用意されているジャンルの中からは選べない。

たとえば「アウトライナー」にしぼったブログを作ることはもちろんできるんだけど(そして、それを試みたこともあるんだけど)どうしても、そういう気にならない。アウトライナーの話と、そうじゃない話が別の話だとは自分にはどうしても思えないから。

分類をあらかじめ決めるということは、本当は不可能です。少なくとも本当に意味のある分類は。それはいろいろと書いたあとで、結果的にしかわからないものだと思う。それはまさにアウトライナーで文章を書くことについて考えているときに痛感したことです。

だから、記事のカテゴリーの大半は「Random」にしている。

テーマといえば、この前集団との関わり方が自分の永遠のテーマだと書いたけど、確かに「集団」はこのブログの中でも一貫して出てくるネタです。

このブログももう2年以上たったし、じゃあ「集団」の他にどんなテーマがあるのかなと思って過去の記事を眺め回してみたら、だいたい
  • 集団
  • 言葉
  • 恋愛/セックス
  • ごはん
  • 音楽/アート
  • アウトライナー
  • マンダラート

くらいに分類されちゃうことがわかりました。これらがたぶん、自分が(真剣に、あるいは意識的に)考えていることのほとんどを占めてるみたいです。

それがわかっただけでも、このブログを書いている意味があったような気がする。

もちろん無意識的に妄想していることは、もっと膨大なのかもしれないけど。でもオトコが妄想する内容って、しょせんはいくつかの基本パターンに収斂するような気もするしな。
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本日のテーマ曲 [Diary]

"Driftin' Away" by The Hooters


真昼から真夜中へと
流れていこう
君と何もしないでいること以外に
するべきことは何もない
流れていった先で

タグ:音楽
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集団の神様 [Thoughts]

自分ではあまり嫉妬深い人間ではないと思うんだけど、ひとつだけ明白に嫉妬を感じる対象があって、それが「集団」だということに最近気づきました。

昔から、いちばん苦手なものも、いちばん憧れるものも、いちばん縁がないのも集団。さすがに最近はオトナなんで、一応の集団行動を取ることはできるようになったけど、でもそれは表面的なテクニックにすぎない。

集団と折り合っているように見えても、本当に付き合うことができるのは、集団の中の個人だけです。で、その個人が集団とうまく付き合っているのを目にしたときに、なんとなく嫉妬に似たものを感じる。集団に嫉妬するというのも変なものではあるけれど。

どんなふうに集団と関わるかということは、たぶん自分の永遠のテーマなんだろうけど、それが解決しちゃったら自分じゃないような気もするな。

※※

目的をもった集団は、奇跡を起こすことがあります。

集団を構成する個々が、何かのきっかけで一つになったときに生み出す「うねり」のようなものは本当に魅力的だし、「うねり」の正体にとても興味があります。

どんな集団にもそれは存在すると思うけど、いちばんわかりやすいのは音楽や芝居の集団です。その日にそこで演じているメンバーの存在が、何かの拍子に作用し合って、絶対にその瞬間にその場でしか味わえない何かを生み出すこと。

後で「よかったんだよ!」っていくら話をしても、その場で見ていない人には決して伝わらないような感じ。それは必ずしも「うまい」だけのことではない。

それがどうして奇跡なのかといえば、一人の人間がそうしたいと願ってもできないからです。

全員がバラバラだともちろんダメだけど、全員があまりにも均一に揃いすぎてもそれは起こらないから。またそれは努力なしでは起こらないけど、狙ってできることでもないから。あるいは集団を結びつけていた何かは驚くほどあっけなく一瞬のうちに消えて、そのときはじめて、それが奇跡であったことに気づくようなものだから。消えたあとで、たしかに存在した「あの感じ」を取り戻そうとしても、それは戻ってこないから。

何度も書いている和太鼓グループ「森のももんが団(仮名・実名書きたい。ちくしょう)」にあれほど惹かれるのも、おそらくその種の奇跡をもっともわかりやすい形で見せてくれたからだと思う。

ひとついえることは、集団に属さなければ、その奇跡を自分のものとして体験することはできないということです。

集団の神様は個人には微笑まない。うむ。
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日本に行くとき覚えおくべき20のこと(更新版) [Diary]

「日本に行くとき覚えおくべき20のこと」の英語版をつくったときに、内容がかなり変わってしまったので、今度は日本語版を英語版に合わせて訂正。しつこい。

1. 「松井率いるヤンキース」とか、その手の見出しを目にしても驚愕してはいけない。それは単なる見出しであり、あなたに害を及ぼすものではない。

2. 本物の「ゲイシャ」を目にしたことがある日本人はまれである。

3. 本物の「キモノ」を身につけたことがある日本人はまれである。

4. 仏教の教義や禅の哲学を実際に知っている日本人はまれである。

5. マンガにもアニメにも興味のない日本人は実在する。

6. 「どうも」は、考え得るほとんどすべてのシチュエーションで使用可能な魔法の言葉である。で、実際にどういう意味なのかは、知らなくても大丈夫。

7. 素敵な英語の看板を掲げたお店やレストランで、英語が通じることは保証されていない。

8. 外国人(特に英語圏の人)に話しかける日本人がしばしば外国語なまり風の日本語になるのはなぜか? それは私が長い間知ろうとして、未だに知ることができないでいる問題でもある。

9. 慣用的な表現「ヘンナガイジン(変な外人)」は、日本人または日本文化に対し深い理解と愛情を示す外国人に対する尊称である。

10. 多くのアメリカ人に誤解されているが、私たちはお辞儀をするときに手を合わせることはしない(神仏に対して祈るときには手を合わせる)。そのような誤解は、おそらく「ねずみのハシモトさん」から来ているのではないかと私は考えている。

11. 東京のラッシュアワーの通勤電車を眺めていて、「バカな、これ以上一人も乗れるはずがない」と思ったとしたら、あなたは間違っている。最終的にはその二倍の数の人間が、その電車に乗り込むことになる。そうでなければ、みんな学校や会社に遅刻してしまう。

12. 鉄道に関していえば、時刻表に8:54発と書いてあったら、それは文字通り8:54発という意味である。つまりあなたは遅くとも8:53までにはプラットホームに到着している必要がある。もし何らかのトラブルが発生して出発が、たとえば8:56になるとしたら、あなたは目的地に着くか、あるいは遅れが完全に解消されるまでの間、延々と車掌のお詫びのアナウンスを聞かされ続けることになる。

13. その素敵な白い陶器の壺は「骨壺」と呼ばれ、クッキーにちょうどよく見えるかもしれないが、クッキーを入れるのに使ってはいけない。理由は聞かないでほしい。

14. あらゆる街角にみられるマクドナルドとスターバックスは「アメリカナイズされた日本」を示しているのではない。それは日本そのものである。

15. 日の丸の旗を掲げ、しばしば古い軍歌をラウドスピーカーで流しなから走る黒塗りのバスかバンは、日本の伝統とは何の関係もない。

16. そのギリシャ神殿風の白い建物は、神殿その他の宗教的な施設でもなく、結婚式場である。日本では、結婚式場に関するかぎり、建築様式について深く考えてはいけないことになっている。

17. ときどき屋上に自由の女神を配した建物を見かけることがあるかもしれない(特に東京の郊外を車でドライブする機会があった場合)。それもまた、深く考えてはならない種類のことである。

18. あなたが東京駅にいて、浅草か鎌倉への行き方を尋ねたいとする。誰もがあなたを避けているように思える。あなたは少し寂しい気持ちになる。まあ、それに対しては申し訳ないと思う。しかし、みんなあなたをそんな気持ちにさせたくてそうしているわけではない。多くの日本人は、外国人と会話するためには、まるでネイティブのような話せる必要があると信じている。それはこの国の英語教育の弊害なのだ。

19. そこで提案。何か尋ねたいと思ったら、まずは素敵な笑顔をつくること。つぎに日本語を使うこと。もちろん、流暢である必要はない。実際には、いくつかの単語だけでいい。「こんにちは(Hello) 」とか「すいません(Excuse me)」とか、その種のもの。そして、あなたの行き先や目的を伝えることができるいくつかの名詞。あなたの笑顔とブロークンな日本語が、ブロークンな英語を話すことに対する抵抗感を和らげる。やがてあなたは、多くの日本人が、ブロークンであることを許されると感じさえすれば、実際には英語を話すことができることを発見するだろう。ブロークンどうし。それがコミュニケーションというものだと思う。

20. そして、私たちはあなたとコミュニケートしたい。日本へようこそ。

関連記事:
英語版「20 things to keep in mind when visiting Japan
元ネタ「ドイツに行くとき覚えておくべき20のこと

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猫池の日曜日 [Diary]

猫池の梅。
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誰かが置いていった煮干しを間に置いて反目しあうふたり。
niboshi.JPG

猫池とは、横浜公園にある池のことです。
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放電 [Diary]

金曜日、クライアントから帰る途中、上司Oさんと同僚Nと3人で電車に乗ったら、ふたりとも一瞬のうちに寝ちゃったので、ここで自分が寝たら絶対乗り過ごす(→帰りが遅れて時間ロス)と思い、必死に耐える。すごく眠かったけど。

ここのところ職場で満足に寝ている人間がひとりもいない状態が続いて、はっきり言ってみんなひどい顔をしている。男子も女子もあったものじゃない。

とはいえ、この職場の史上まれにみる忙しさにもようやく光が見えてきたみたいで、金曜日の23時過ぎ、横でデスマーチ状態になっていた例のプロジェクトの担当4人が「お先に失礼します」と言い残して先に帰っていった。

もう何週間も土・日も含めて「午前3時、4時退社→9時半出勤」が当たり前たいな状態だった彼らの「お先に失礼します」という言葉を聞くのは、今年はじめてかもしれない。

よかったよかった。

と思っていたら、その直後デスマーチ作業のクライアントさんから電話がかかってくる。若くてエネルギーのある、絵に描いたようなキャリア志向の女性。

「AさんかNさんかHさんお願いします」
「すいません、今日は全員失礼させていただきました」
(一瞬の沈黙)「あらまあ、よかった」

何が「よかった」のかわかんないけどさ(笑)。特に緊急ではないと言ってたから、4人には伝えないでおく。メモも残さない。

※※

彼らに比べればまったくたいしたことはないけれど、自分も最近かなりエネルギーレベルが低下している。

寝不足や疲れももちろんあるけど、やっぱり充電がまったくできていないのがいちばんの原因。当たり前だけど、人間には充電が必要です。個人的には読むこと、書くこと、話すこと。

放電したまま暮らしていると、ありとあらゆることが狂ってくる。普段は何でもないことが、大問題に発展したりする。自分も周囲の人間も。

ということで、本当は土曜日仕事に出るつもりだったのを方針転換して、今週の土日は二日とも休むことに決める。月曜日までに終えなければならない仕事は終わってないんだけど、とにかく。
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難しいこと [Diary]

失望しないこと
愚痴を言わないこと
立て直すこと
文句を言わないこと
自分に同情しないこと


修行が足りない足りない。

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