軸 [マンダラート]
Tomo.さん用にもiMandalArtを購入。土、日と二人して、お茶を飲みながらマンダラをぐにゅぐにゅいじる。
改めて思ったんだけど、iMandalArtはApp Storeで「仕事効率化」というジャンルに登録されている。いわゆるTo-Doアプリとか、GTDアプリと同じジャンル。でも、果たしてマンダラートが〈仕事を効率化〉してくれるのかどうかというと、よくわからない。たぶんそうでもないような気がする。
昔、仕事関係の人にマンダラート(そのときはマックのハイパーカード版だった)のことを教えたら、「で、それ便利なの?」と聞かれた。マンダラートは、果たして〈便利〉なんだろうか。たぶんそれほど(少なくともその人が考えているような意味では)便利ではない。
〈仕事を効率化〉してもくれないし〈便利〉でもないソフトをどうして使うのか、と言う人には、おそらくマンダラートの魅力はわからない。
個人的には、マンダラートは
ものだと思う。
それは〈効率〉とか〈便利〉ということとは、かなり次元の異なるものだ。
改めて思ったんだけど、iMandalArtはApp Storeで「仕事効率化」というジャンルに登録されている。いわゆるTo-Doアプリとか、GTDアプリと同じジャンル。でも、果たしてマンダラートが〈仕事を効率化〉してくれるのかどうかというと、よくわからない。たぶんそうでもないような気がする。
昔、仕事関係の人にマンダラート(そのときはマックのハイパーカード版だった)のことを教えたら、「で、それ便利なの?」と聞かれた。マンダラートは、果たして〈便利〉なんだろうか。たぶんそれほど(少なくともその人が考えているような意味では)便利ではない。
〈仕事を効率化〉してもくれないし〈便利〉でもないソフトをどうして使うのか、と言う人には、おそらくマンダラートの魅力はわからない。
個人的には、マンダラートは
- (自分の)軸を確認する
- (自分の)軸をセットする
- (自分の)軸をぶらさずに考える
ものだと思う。
それは〈効率〉とか〈便利〉ということとは、かなり次元の異なるものだ。
小室哲哉という人(2) [Diary]
職場の近くに、80年代〜90年代にかけてのJ-POPばかり流れている飲み屋があります。自分の年齢でいうと、10代半ば〜20代半ば。
やっぱり、そこにいると30分に一度くらい思わず「おおっ」とか「ぐわっ」とか「げっ」とか叫んでしまうわけです。そんなにJ-POP好きな人間ではないけど、好みとは関係なく、音楽というのは人生と密接に結びついてるわけで。特に80年代の終り頃には、レンタルCD屋さん(当時はまだレコードもありました)でバイトしていたし。
それで、80年代から90年代ということになると、けっこう高い確率で小室哲哉の曲がかかるわけです。
前にも書いたけど(→小室哲哉という人)、90年代の小室ファミリー全盛期は、かなり冷ややかに見ていた方だけど、ぼくは小室氏(と、彼の音楽)が嫌いではありません。
ひとつには、大量生産品の中に、たまに本当に素晴らしい曲が含まれているから。
そしてもうひとつ、てきとーに作ったとしか思えない曲の中に、それでも一瞬、明らかな輝きを感じる部分があること。これはその飲み屋でぼんやりと聴いていて、改めて感じたことです。もちろん全てがそうじゃないけど。
ああいう形でしか音楽と関わることができず、その上最後には音楽そのものを貶めるようなことをした弱さと、それでも大量生産品の中に輝くものを刻み込んだ彼の何か。それはたぶん、音楽への愛と才能としか言えないものだと思うんだけど。
そういう人って、嫌いじゃないです。やったことの責任はきちんと取らなきゃいけないけど、小室氏が戻ってきて(戻ってこられて)よかった。
やっぱり、そこにいると30分に一度くらい思わず「おおっ」とか「ぐわっ」とか「げっ」とか叫んでしまうわけです。そんなにJ-POP好きな人間ではないけど、好みとは関係なく、音楽というのは人生と密接に結びついてるわけで。特に80年代の終り頃には、レンタルCD屋さん(当時はまだレコードもありました)でバイトしていたし。
それで、80年代から90年代ということになると、けっこう高い確率で小室哲哉の曲がかかるわけです。
前にも書いたけど(→小室哲哉という人)、90年代の小室ファミリー全盛期は、かなり冷ややかに見ていた方だけど、ぼくは小室氏(と、彼の音楽)が嫌いではありません。
ひとつには、大量生産品の中に、たまに本当に素晴らしい曲が含まれているから。
そしてもうひとつ、てきとーに作ったとしか思えない曲の中に、それでも一瞬、明らかな輝きを感じる部分があること。これはその飲み屋でぼんやりと聴いていて、改めて感じたことです。もちろん全てがそうじゃないけど。
ああいう形でしか音楽と関わることができず、その上最後には音楽そのものを貶めるようなことをした弱さと、それでも大量生産品の中に輝くものを刻み込んだ彼の何か。それはたぶん、音楽への愛と才能としか言えないものだと思うんだけど。
そういう人って、嫌いじゃないです。やったことの責任はきちんと取らなきゃいけないけど、小室氏が戻ってきて(戻ってこられて)よかった。
タグ:音楽
調子悪いノート [Diary]
いろんな意味であまりにも調子が悪かったので、5時半に職場を出る。感覚としては完全に早退だったんだけど、よく考えてみると定時に退社しただけだ。
調子が悪いときには、調子が悪いことを素直に認めて逆らわないことが重要。経験的に。口内炎が直らないし、親知らずも腫れてるし、そういう意味では体調も悪いのかもね。
気がつくとここ何日か音楽を聴いていなかったんで、帰りの電車の中で大音量で(ごめんなさい)音楽を聴いていたら、少し回復。ローリングストーンズ→シューベルト→スティング→U2→小泉今日子という、よくわけのわからない順番。途中下車して本屋でいろんな本を立ち読みして、さらに少し回復。
「気持ち良くなって、高揚して、疲れが取れる」のは何もクスリばかりじゃない。でも、その音楽や文学や科学やエンターテインメントの創り手たちがクスリを必要としてしまう、というのは悲しいことだけど。
調子が悪いときには、調子が悪いことを素直に認めて逆らわないことが重要。経験的に。口内炎が直らないし、親知らずも腫れてるし、そういう意味では体調も悪いのかもね。
気がつくとここ何日か音楽を聴いていなかったんで、帰りの電車の中で大音量で(ごめんなさい)音楽を聴いていたら、少し回復。ローリングストーンズ→シューベルト→スティング→U2→小泉今日子という、よくわけのわからない順番。途中下車して本屋でいろんな本を立ち読みして、さらに少し回復。
「気持ち良くなって、高揚して、疲れが取れる」のは何もクスリばかりじゃない。でも、その音楽や文学や科学やエンターテインメントの創り手たちがクスリを必要としてしまう、というのは悲しいことだけど。
隣の芝生(2) [Diary]
昔住んでいた家の芝生に、水をやっている夢を見ました。夢の中では、なぜか自分の家の芝生だけが枯れていました。なぜかというと、自分が水をやらなかったから。で、早く青く戻さなくちゃと思って一生懸命水をやるんだけど、風が吹いたりホースに穴があいたりして、芝生に水がかからない。
という、なんだかすごく分かりやすい感じの夢。
それは実際に見たことがある風景でした。前に、子供の頃、前庭の芝生に水をやるのは子供の仕事だったと書きましたが(→隣の芝生)、ぼくはよく仕事をごまかすタイプの子供でした。
ある年の夏休み、どうやったら水をちゃんとやったように見えるか、いろいろ工夫しました。芝生の周辺だけ濡らしてみたり。
で、「水をやらないと、芝生は枯れる」という自然の法則の前には、ごまかす工夫なんて何の役にもたたないということを学んだのも、この頃の経験からです。そして、その周辺で、「うちの芝生だけが青くない」という事態が発生しました。当たり前ですが、枯れた芝生は、隣からみても青く見えないのです。
そのときの風景そのまま。
そんなこと忘れてたのに、「隣の芝生」のことを考えたせいで思い出した。
※※※
翌年の夏休み、隣の家で一人暮らしをしていたおじいさんが亡くなりました。半年前におばあさんが亡くなったばかりで、残されたおじいさんはいつも巨大なワインのボトルを手に飲んだくれ、完全なアル中状態だったんですが、ぼくと友だちに、カウボーイの投げ縄の投げ方を教えてくれました(できなかったけど)。
おじいさんが亡くなった後(死後1週間くらいたっていたとのことでした)、孫娘だという女の人がうちにやってきて、家の借り手が見つかるまで、芝生に水をやってほしい、と言いました。もちろんそれもぼくの仕事になりました。他人の芝だと思うと子供なりに責任感を持ったのか、1ヶ月間水をやり続けて、芝は青いままでした。ちなみに、うちの芝生もいっしょに水をやったので、青かったです。
考えてみれば、芝生は同じくらいの青さなら、常に隣から見るほうが青く見える、ということに気づいたのはこのときのことだったような気がする。
最後に孫娘さんは、「お礼」と言ってぼくにお金をくれました。はじめて労働をして稼いだお金でした。
という、なんだかすごく分かりやすい感じの夢。
それは実際に見たことがある風景でした。前に、子供の頃、前庭の芝生に水をやるのは子供の仕事だったと書きましたが(→隣の芝生)、ぼくはよく仕事をごまかすタイプの子供でした。
ある年の夏休み、どうやったら水をちゃんとやったように見えるか、いろいろ工夫しました。芝生の周辺だけ濡らしてみたり。
で、「水をやらないと、芝生は枯れる」という自然の法則の前には、ごまかす工夫なんて何の役にもたたないということを学んだのも、この頃の経験からです。そして、その周辺で、「うちの芝生だけが青くない」という事態が発生しました。当たり前ですが、枯れた芝生は、隣からみても青く見えないのです。
そのときの風景そのまま。
そんなこと忘れてたのに、「隣の芝生」のことを考えたせいで思い出した。
※※※
翌年の夏休み、隣の家で一人暮らしをしていたおじいさんが亡くなりました。半年前におばあさんが亡くなったばかりで、残されたおじいさんはいつも巨大なワインのボトルを手に飲んだくれ、完全なアル中状態だったんですが、ぼくと友だちに、カウボーイの投げ縄の投げ方を教えてくれました(できなかったけど)。
おじいさんが亡くなった後(死後1週間くらいたっていたとのことでした)、孫娘だという女の人がうちにやってきて、家の借り手が見つかるまで、芝生に水をやってほしい、と言いました。もちろんそれもぼくの仕事になりました。他人の芝だと思うと子供なりに責任感を持ったのか、1ヶ月間水をやり続けて、芝は青いままでした。ちなみに、うちの芝生もいっしょに水をやったので、青かったです。
考えてみれば、芝生は同じくらいの青さなら、常に隣から見るほうが青く見える、ということに気づいたのはこのときのことだったような気がする。
最後に孫娘さんは、「お礼」と言ってぼくにお金をくれました。はじめて労働をして稼いだお金でした。
花火 [Diary]
意思を伝える [Diary]
この間、実家にいて考えたこと。
A. 意思を伝えることで、人を傷つけることがある。(鋭い痛み)
B. 意思を伝えないことで、人を傷つけることがある。(鈍い痛み)
C. 意思が存在しないように見えることで、人は勝手に傷つく。(後から来る)
A. 意思を伝えることで、人を傷つけることがある。(鋭い痛み)
B. 意思を伝えないことで、人を傷つけることがある。(鈍い痛み)
C. 意思が存在しないように見えることで、人は勝手に傷つく。(後から来る)
iMandalArt速報 [マンダラート]
ようやく、iPhone版マンダラート(iMandalArt)のダウンロードがAppStoreから可能になりました。合わせて、ヒロ・アートディレクションズのホームページもリニューアルされてます。
取りあえず、数時間ざっと動かしてみたランダムな感想。まだ本格的に使い込んだわけではないので、あくまでも速報。
とりあえず、今日のところは以上。
〈iMandalArtの情報源〉
開発者・今泉さんのヒロ・アートディレクションズのサイト
今やマンダラートの伝道師(?)・y-shimo77さんのブログ
取りあえず、数時間ざっと動かしてみたランダムな感想。まだ本格的に使い込んだわけではないので、あくまでも速報。
- やっぱりデザインが美しい。iPhoneアプリとして、世界有数の美しさだと思う。
- セルが展開・収束するときのアニメーションがよくできている。楽しいだけじゃなく、今開こうとしている/閉じようとしているセルの位置関係が直感的にわかるようなアニメーションになっている。
- 画像・音声をマンダラに貼り込めるという、iPhoneならではの新機能はあるけれど、機能は基本的なところに絞られている。
- たとえばPALM版にあった、セルにチェックボックスをつける機能は今のところ実装されていないようだ。あと、ブックマーク的な機能もない。
- WEEK画面の下にあるASAのセルは、PALM版Ver.2ではGET画面から取り込むようになっていたが、iMandalArtでは普通に展開できる通常タイプのセルに戻されたようだ(賛成)。
- 意外に重要なのは「立ったまま片手で完全に操作できる始めてのマンダラート」ということ。つまり、電車に乗ってつり革につかまったまま使える。これは、日本でモバイルを考えるときには絶対に避けて通れない条件であり、日本でPDAが普及しなかった最大の理由だと思う。つまりiPhoneは始めての「日本で本当に使えるPDA」なのだ。
- Art画面の説明文が、閉じたり開いたりするうちに表示されなくなる場合がある(どのような場合に再現するか、まだわからない。一度アプリを閉じて開き直すと直るので致命的ではない)。
とりあえず、今日のところは以上。
〈iMandalArtの情報源〉
開発者・今泉さんのヒロ・アートディレクションズのサイト
今やマンダラートの伝道師(?)・y-shimo77さんのブログ