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レオ・バボータ「『減らす』ための簡潔なガイド」 [レオ・バボータ関連]

レオ・バボータ「『減らす』ための簡潔なガイド」を公開。「Do Less: A Short Guide」の日本語訳です。
私たちの多くは、こなすべきタスク、読むべきサイト、ソーシャルメディア、メール、ミーティングの終わることのない流れの中で仕事をしている。ひとつのことから別のことへと大急ぎで移動し、止まることも終わることもない。

やがて一日は終わる。私たちは疲れ切っている。その割には大した成果は挙げていない。やがて次の日が始まり、また容赦ないタスクと雑音の奔流の中に戻っていく。

私は多くの人のすることに逆らい、一歩下がって物ごとを見るのが好きだから思うのだが、そんな生活に価値はあるのだろうか。それが最善の方法なのだろうか。私たちの人生は雑用と雑音の中で失われてしまうのだろうか。もし、やることそのものを減らしたらどうなるだろう。

もちろん、私はこのZen Habbitsで「減らす」ことを6年もの間提案し続けているのだが、これは繰り返すに値するテーマだ。なぜならその必要性が極めて高いからだ。今回は挑戦を志す人のために、「減らす」ための簡潔なガイドを提供しよう。
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レオ・バボータ「ミニマル主義と不安」 [レオ・バボータ関連]

レオ・バボータ「ミニマル主義と不安」を公開しました。「minimalism vs. fear」の日本語訳です。
不安が、私たちをミニマルであることから遠ざける。

私たちはなぜ必要もないし使いもしないとわかっているものを取っておくのだろう? 必要になるかもしれないという不安があるからだ。捨てることによって何が起こるのではないかという不安があるからだ。

何年もの間、私は車を所有していた。緊急時に対する不安、やりたいことや必要なことができなくなるという不安があったからだ。その後、車なしでも必要なことは全て間に合うだけでなく、それ以上のことができることを発見した。それに、もし本当に緊急事態であれば、警察や消防に電話する方がよいということも。
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レオ・バボータ「実際に行動するために、あるいは私たちはなぜわかっているのに行動しないのか」 [レオ・バボータ関連]

レオ・バボータ「実際に行動するために、あるいは私たちはなぜわかっているのに行動しないのか」を公開しました。「The Do Plan, or Why We Know But Don’t Do」の日本語訳です。
エクササイズをして、野菜をたくさん食べて、揚げ物と塩辛いものと甘いものは控えるべきだとあなたはわかっている。

しかし、わかっていることと実際に行なうことの間には大きな隔たりがある。

物ごとを先送りしないですぐに行動するべきだとあなたはわかっている。テレビの観すぎやSNS(あるいはニュースサイトでもメールでも)のチェックしすぎは止めるべきだいうこともわかっている。書くべき文章を書き、前から学びたいと思っていた外国語を学び、ギターを練習し、家を片付けるべきだということもわかっている。

わかっているかどうかは問題ではない。私たちが壁にぶつかるのは、常に行動の部分だ。

ビジネスの世界には 「知識実行ギャップ」 という概念がある。企業が改善のためにあらゆる方法を研究し、コンサルタントを雇い、果てしないセミナーを重ね、毎年大改善計画を立ち上げて……実際には何も変わらずにいるということだ。何を改善するべきかはわかっているが、現実には行動しないのだ。

行動することはなぜそんなに難しいのだろう。知識を行動につなげるにはどうしたらいいのだろう。何が私たちを邪魔していて、それはどうしたら克服できるのだろう。

答えは簡単でもあり、難しくもある。どういうことだろうか。
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レオ・バボータ「待たない方法」 [レオ・バボータ関連]

レオ・バボータ「待たない方法」を公開しました。「How to Wait Less」の日本語訳です。

私たちの人生のあまりに多くが、待つことに費やされている。

私たちは列に並び、理想的な相手が現れるのを待ち、夢が実現するのが待ちきれず、より良いスタイルとより良いボディを手にする日を待ち望み、近い将来に目標が実現するための方法を探す。

私たちは待つ。より良い人生はやってくるのであり、もうすぐそこに辿り着けるのだから。

では、待つことを止めたらどうなるだろう。夢や目標を実現しようとすることを止め、何かを願うことや期待することを止めたら? 素晴らしい人生は今ここにあり、手に入れる方法は未来を考えることを止め、既に持っているものを認識することだとしたら?

あなたが何か素晴らしいことが起きるのを待っているのなら——あるいは積極的に何か素晴らしいことを現実化しようとしているのなら——ちょっと立ち止まってみよう。人生の中で、そして物理的に、今いる場所を見回してみよう。そこはどこだろうか。素晴らしい場所だろうか。もしそうなら、なぜ未来ばかり見ているのだろう。あなたは既にそこにいるというのに。

そして、もし今いる場所を素晴らしいと思えないのなら、物ごとを充分注意深く見ていない可能性がある。
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レオ・バボータ「記録しない生活:測定のストレスから自分を解放する」 [レオ・バボータ関連]

レオ・バボータ「記録しない生活:測定のストレスから自分を解放する」を公開。「Untrack: Letting Go of the Stress of Measuring」の日本語訳です。

今までに訳したレオの文章の中でも有数の素晴らしいものだと思います。
マネジメントに関する古い格言が社会の潮流となり、私たちの仕事や生活を動かしているように思える。曰く「測定できないものは管理できない」。「あなたは自らが定めた限界そのものだ」。「あなたは自ら定めた限界通りのものを手に入れる」。

私自身もその罠にはまっていたことがある。ワークアウト、ランニング、食べたもの、達成した仕事上の全タスク、目標に向けた進捗状況、体重、体脂肪率、習慣を実行した月間日数、1日に書いた文章量、読んだ本、支出、収入、夫妻、サイトのビジター数、広告クリック数、ツイート数、フォロワー数などなどを繰り返し記録してきた。いくつか同時に記録していたこともある。

私だけではない——人生のディテールを常に記録し続けている人々がいる。心拍数から歩数から睡眠時間(そして睡眠の質)から送信したメールの数まで。私たちの社会は、かつてないほど物ごとを記録し、測定しているのだ。

その背後にはどんな考え方があるのだろう。その考え方は正しいのだろうか。そして必要なのだろうか。
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レオ・バボータ「ただ楽しいから」 [レオ・バボータ関連]

レオ・バボータ「ただ楽しいから」を公開しました。「Just For Fun」の日本語訳です。

私のしていることのほとんどは、ただ楽しいからやっている。

規律を守り、目標を達成し、計画通りに進めることにこだわる人もいるが、それは意味がないと私は思う。つまり、そうしたいと思っても、2、3回に1回はうまくいかないだろう、ということだ。あなたはそれを、規律や計画や目標を守れなかったからだと感じるだろう。

一方で、まったく同じことをしても、期待を持たずにただ楽しむことができたとすれば、それは完全な成功なのだ。

重要なことなのでもう一度言おう。まったく同じことをしたとしても、 そこに期待があった場合は失敗となり、期待を持たずただ楽しみのためにやった場合は完璧な成功となる。
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レオ・バボータ「生活するほど必要なものは少なくなる」 [レオ・バボータ関連]

レオ・バボータ「生活するほど必要なものは少なくなる」を公開しました。「live more, need less」mnmlistより)の日本語訳です。
生活することにフォーカスすればするほど、必要なものは少なくなるように思える。

生活にフォーカスするとはどういうことだろう。それは、関心を向ける対象を、所有物や地位や目標や美しいもの……そうしたものから、現実の人生へとシフトするということだ。ここでいう人生には、以下のようなものが含まれる。長い散歩をすること、何かを創り出すこと、友人と会話をすること、妻と寄り添うこと、子どもと遊ぶこと、シンプルな食事をすること、外に出て活動すること。

それが生活だ。ショッピングでもない、テレビをみることでもない、生存ではなく快楽をために脂っこいもの・甘いものを大量に食べることでもない、インターネットで活動することでもない、オンラインでショッピングすることでもない、有名になろうとすることでもない。それは生活ではない。大量消費と心のない生き方に私たちを導こうとする、消費主義者のための娯楽だ。
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レオ・バボータ「幸福とは、既に持っているものを見つけ出すこと」 [レオ・バボータ関連]

レオ・バボータ「Happiness is Uncovering What You Already Have」の日本語訳「幸福とは、既に持っているものを見つけ出すこと」を公開しました。
7年ほど前、人生の不幸を幸福へと転換する決心をしたとき、私はそのための方法をいくつか思い描いていた。借金を返済し、ダイエットし、もっと良い仕事につき、家をすっきりと片づけ、体調を整え、生産性を高め、本を書くのだ。

私はそれらを全て実現したただけでなく、他にもたくさんのことを実現した。素晴らしいことだった。人生は変わり、今ではとても幸福だ。

しかし、私が幸福になったのは、それらを実現したからではない。

私が気づいたのは、幸福のために必要なものは既に全部持っていたにも関わらず、それは不安、人生に対する不満、自分の身体や自分自身に対する嫌悪感の下に埋もれていたということだ。持っていたのに、隠されていたのだ。

幸福とは、既に持っているものを見つけ出すことなのだ。

あなたは今、幸福になるために必要なものを全て持っている。自分自身も人生も、変える必要など何もない。必要なのは、既にそこにあるものに目を向けることだけだ。
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レオ・バボータ「仕事の禅」 [レオ・バボータ関連]

レオ・バボータ「The Zen of Work」の日本語訳「仕事の禅」を公開しました。
仕事中、私たちはしばしばストレスに満ちた状況、誰も関わりたくないプロジェクト、腹の立つ同僚、仕事の邪魔をする上司、処理しようのない量のタスクとメール、楽しめない退屈な仕事などの問題に直面する。

これらの問題には、1つのシンプルな原因がある。それは、私たちのこだわりだ。

仕事そのものがストレスを引き起こすわけではない。仕事は単に実行された、あるいは実行する必要のあるアクションにすぎない。ストレスを起こしているのは、仕事に対する私たちの反応だ。物ごとがこうでなければいいのにと願い、それにこだわることがストレスを起こしているのだ。

フラストレーションを引き起こすのは、絶え間ない中断ではない——それらは単に周囲で起こっている出来事にすぎない。葉が落ちたり、鳥が飛んだりするのと同じだ。フラストレーションにつながるのは、中断されるまで行っていたタスクに対する私たちのこだわりだ。タスクが中断されなければいいのにと私たちは願い、中断を引き起こしたあらゆるものに対して憤慨する。その上、私たちの頭はまだ半分やりかけのタスクに向けられている。

同僚や上司の問題でもない。彼らもまた、この世界においてなんとかベストを尽くそうとする人間にすぎない。怒りや苛々を引き起こすのは、彼らがある特定の振る舞いをするべきだ、自分を喜ばせるために彼らが全力を尽くすべきだという考えに対する私たちのこだわりだ。
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レオ・バボータ「人生に対して自分を開くには」 [レオ・バボータ関連]

レオ・バボータ「How to Become Open to Life」の日本語訳「人生に対して自分を開くには」を公開しました。
私は様々な形で人生に対して自らを閉ざし、その可能性の全てを受け入れずにいる。他人に対しても同じように自分を閉ざしている。自己防衛のひとつの形として。

これは誰にでも当てはまることだ。あなたが若い頃、自分を開いていたがために傷つくことがあっただろう。そのときの痛みが、様々な形で自分を閉ざすよう私たちに教えたのだ。他人を受け入れてはいけない、距離を保つにはユーモアを使え、傷つけられる前に傷つけろ、新しいものには近づくな、などなど。

自分を閉ざせば、私は世界に触れる機会を失う。人生の可能性を失うのだ。

そこで、私はもっと自分を開けるようになろうとしている。時間のかかることだが、小さな積み重ねを通じて、私は多くを学んできた。そして、今までにないほど自分を開けるようになっている。

自分を開くとはどういうことだろう。それは、人生のより多くの部分を評価せずに受け入れ、何が来ようと幸福になるということだ。人を評価することを減らし、批判することを減らし、もっと受け入れ、その人がその人であることの素晴らしさにもっと目を向けられるようになるということだ。

それは、私が今までになく人生をフルに経験しているということを意味する。ここで人生に、そして他人に対して自分を開くということについて、少しだけシェアしたい。あなたにとっても役立つことを願って。
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